上山 典之
こんにちは、篠山店の上山です。
先月末に完成した忠霊塔の移設工事についてお話します。
まず、忠霊塔(ちゅうれいとう)とは、
『近代以降の日本において建造された、国家や君主のために忠義、忠誠をもって戦争に出兵し戦死された方々の霊に対して、顕彰または称え続けることを象徴として表す塔』です。
墓地の後の山の斜面に建てられており、道中の通路も悪いため、年々お参りが少なくなって来ているので、同じ墓地内に移設しました。
70数年前のとても悲しい時代に、お国の為に亡くなられた方々のお墓のお参りが年々少なくなっている事は悲しい現実です。
この忠霊塔は昭和23年に建立され9名の戦没者が刻まれています。
斜面に建てられている為に使われていた延石を使って、区画を作成し施工していきます。
皆さんと同じ墓地内に移設完了し、戦没者の方々へのお参りしてくださる方が増えると思います。
先日はまた、お隣の国がミサイル発射をしたという報道があり、心配事はつきません。
70数年前の、あの悲しい過去の時代の出来事を後世に伝えることのお手伝いがこれからも出来ればと思います。