yoshida
滝野店の吉田です。
秋祭りに合わせて神社の鳥居の新築工事をさせていただいております。9月の中旬に神主様による「御祓い」がおこなわれました。
小雨の中でしたが氏子の方々が、多数参列され拝殿にてお参り後、お酒・塩・水・洗米にて鳥居のお清めが行われ、無事終了となりました。数日後、鳥居の解体工事に取掛かりました。
年代は彫刻されていませんでしたので正確にはわかりませんが、前回の玉垣改修は大正初期の約100年前にされていましたので、おそらく同じ時期に鳥居も建てられたのではないかと推測されます。現状の鳥居は最近の鳥居とは違い、柱も分割されており接合部もどうなっているか気になっておりました。
気になっていた接合部は臍(ホゾ)が入っていると思っておりましたが、意外に鉄製の芯棒が入っており、年数が経っているせいで錆びてましたが、分離するのに少し手間取るほどくっついていました。この度の鳥居の新築工事は、村の一大行事ということで地元のTV局も取材に来られてました。
秋祭りの前には、鳥居の竣工式も執り行われる予定で、永きにわたり神社の入口の顔として残っていきます。