森田 浩介
仕入担当の森田です。
今日はこの季節にふさわしい話題をひとつ。そろそろ柏原の厄神さんですので「厄年」についてよくあるお話です。
Q.厄年にお墓を建ててはいけないの?
A.根拠はありません。ご供養の気持ちの方を大切にしてください。
厄年は体調の変わり目で体を壊しやすい年頃といわれています。風水では家の中を片付けましょうと言っているようですが、お墓を建ててはいけないとは出てこないと思います。
厄には小厄・中厄・大厄とあります。具体的には、
小厄・・・3年毎にあります。
中厄・・・男性が25歳・61歳、女性が19歳・37歳
大厄・・・男性42歳、女性33歳
となっているようです。一番有名な厄年はこの大厄で、実は小さな厄はいつも身の回りにあるという感じです。毎年家族の誰かが厄を迎えていたも不思議ではありません。
また中厄と大厄で見ましても、ご主人・奥様・息子さんの3人がクリアできるいいタイミングを探すとなると、前もって調べておかなくてはなりませんね。
こんな風に気にすれば、ほとんど毎年厄年になってしまいます。これに他の迷信も加えると、お墓も家もいつになっても建てられません。そんな気持ちを払拭するのに厄除けがあるのだと思います。
もうひとつ大切なことは、「お墓は故人の冥福を祈る故人への贈り物」だと私は思っています。ですから、お墓をしてはいけない理由は私は無いと思っています。
お墓を建てられたお客様は、「これでやっと落ち着きました。」とよく言われます。やはりいつまでもお墓が無いのは落ち着かないものです。お墓を建てようという供養のお気持ちに勝るものは無いと思います。
もうすぐ厄神さんです。私も厄年の時はお参りへ行きました。効き目はありました。