こんにちは、篠山店の上山です。
先日、阪神間の墓地で墓じまい(解体撤去)の工事を行いました。
30数年前の建立のお墓で外観など見た目はまだ綺麗で、他社さんの建立のお墓で尚且つ弊社としては遠方の工事でしたので、解体にてこずる事も予想して道具類は色々用意して行きました。
墓石を撤去して巻石を外す段階で延石を固定する補強金具を使わず組み上げてありました。
間知石の裏込めコンクリートの量も少なく予想に反して順調に解体は進みました。
基礎ベースのコンクリートもほとんど無く、間知石は土の上に並べている様な状態でチョットびっくり。
昔はこの様なのが当たり前の時代だったのかと。
お墓は建立してからの見える外観はとても大事ですが、完成後には見ることが出来ない部分はそれ以上に大事です。
解体してみるとそういうところがよく分かります。
弊社では完成後には見ることが出来ない工事中の各工程の写真などを「お墓の記録」としてお客様にお渡しして居ります。
23年前の阪神淡路の地震を受けているはずのお墓が大きなズレも無く現在まで無事であったことが不思議です。
もしかすると震災後に工事し直されたのか?それとも仏様が守ってくださったのか?
何はともあれ、工事は無事完了、ありがとうございました。