yoshida
滝野店の吉田です。
一年半ぶりに熊本城に行ってきました。仮設屋根も撤去され、しゃちほこも載せられて復興がすすんでいる様子がうかがえます。
今回は、石垣のお話をさせていただきます。
被災当時にテレビなどで報道されましたので覚えていらっしゃる方も多いと思います。写真のように石垣の出角(ですみ)積む方法は、「算木積み」といいまして、直方体に加工した石を交互に積んでいく方法です。400年前の石積み技術が、震度7の地震に耐えていることには驚かされます。
また、積み直す石には、番号がついております。「H123 4567」とあれば、 H=本丸 123=石垣の面番号 4567=石の番地 という表記です。全ての復旧には、20年とも30年ともいわれております。一年でも早い復旧を願っています。