自然石に彫刻

2018年05月09日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

石に文字を彫刻するのはサンドブラストという機械で、石材用の砂を吹き付けて彫ります。
切り石はきれいな平面なので、ゴムシートも貼りやすく、彫刻もしやすいのですが、自然石はゴツゴツした面に彫刻するため3倍の時間を費やします。IMG_6455.JPG

自然石の場合は、特殊ゴムのりを2.3回塗り重ねて、二日間ほど乾かします。それから「南無大師遍照金剛」の文字をカーボン紙で写し、文字のフチをカッターで切り込み、彫刻面を剥がします。くり抜いたところにエアーで砂を吹き付け彫っていきます。

IMG_6474.JPG

太い線は深く彫り、細い線は浅く彫り、凹凸をつけて彫ります。ここが職人技ですね。

白い部分の特殊ゴムは水で溶けるので、剥がして完成です。

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