仕入れ担当の森田です。
昨日は三田市広野にございます皇太神社の玉垣改修の竣工式でした。
こういったところに来賓という立場でお呼びいただけるのは本当に光栄なことです。また石屋冥利につきます。
式典は厳かに執り行われ、その後、舞とお神楽が披露されました。ひとつの神社の大改修で、このように盛大に行われる様子を見ながら、地域の方々がしっかりと神事を守られているのだなあと感じました。
この神社の前回の大改修は大正9年。今から98年前です。まさに100年に一度の大改修でした。
当初は石積みにするかコンクリートの擁壁にするかの案が出ていました。しかし、コンクリートは50年が限度です。
また、コンクリートは時が経つと古びてきますが、石は時が経てば味が出ます。そんなことをお話しながら、当社の石積みを選んでいただきました。
さて、今回、弊社といたしましては、石垣(上段、下段)、玉垣、階段、張石、排水工事、樹木伐採、屋根洗浄、芳名版、狛犬、灯籠と一切合切を任せていただいた大工事でした。
昨年の春から準備に入り、年末に正式契約、そして2月から6月末までかかりました。その間、監督で一切を指揮した杉浦、石積みのリーダーの市位にはとても頑張ってくれました。
本日も区長さんにそのあたりを触れていただきとても嬉しかったです。
また自社でできない部分は、多くの協力業者様にお世話になりました。納期が迫る雨の中、間に合わせていただきたことに感謝いたします。