仕入担当の森田です。
先日、仙台市の郊外にある慈眼寺というお寺に行ってまいりました。そこで、ある方のご紹介で塩沼亮潤さんとお会いすることができました。
塩沼亮潤さんとは、奈良の吉野にある大峯山で千日回峰行という凄まじく凄い修行をされた方です。どれぐらい凄いかというと、1300年の歴史の中で成功した人が2人なのだそうです。
詳しくはこちらのサイトに
いったん始めると途中で辞めることは許されない修行で、断念する時には自分の短刀で腹を切らねばならないらしいのです。
有名なのは比叡山の千日回峰行ですが、大峯山でのチャレンジは大変珍しいそうです。
この究極の修行をやりきった人に与えられる称号が『大阿闍梨(だいあじゃり)』です。
そして午後から、護摩修法に参加しました。
私も護摩祈祷は知識では知っていたのですが、実際にこの目で見たことはありませんでした。初めてだったので大変楽しみにしておりました。
始まると、これが大迫力です。太鼓の音、鐘の音、真言と般若心経が重なり合います。
火が点火されると一気に煙が立ち込めます。
そして目の前に大きな火の柱ができ、そこに祈願が書かれた護摩木がお焚きあげされます。
(こちらが公式サイトにある写真です)約1時間近く続きました。
私が書いた護摩木もあの中にあったのでしょう。
何ともピーンとした空気の中で、とても素晴らしい時間でした。
きっと昔も今も、祈りに対する気持ちは一緒なのでしょうね。
そして、護摩修法が終わると、大阿闍梨の法話があり、ありがたく拝聴させて頂きました。