滝野店の藤井です。
新米営業の私が「これってどういった意味があるのだろう?」と疑問に思ったことについて考えていくシリーズで、前回の灯籠って何のためにあるの?、六地蔵って何のためにあるの?に引き続き今回が第3回になります。
今回取り上げさせていただくのが精霊馬です。
………精霊馬?精霊牛?
名前を聞くだけでは全くピンと来ないと思います。
盆飾りでよく見るナスとキュウリで作られているあれです。
(無料写真素材 ACより)
これです。
ものを見てみると「あーなんか見たことあるぞ」という方がほとんどだと思います。
ですがこれがどういう意味であるかご存知ですか?
実はお盆の期間にこの世にできるだけ長い時間いてもらうために、行きの「あの世からこの世」への道のりには、なるべく早く来てもらうために早く来てもらうために馬にのってもらい、帰りの「この世からあの世」への道のりには、なるべくゆっくり帰ってもらうために牛に乗って帰ってもらいたいという思いが込められています。
ちなみになんとなく分かるかもしれませんが、キュウリが馬で、ナスが牛です。笑
なぜキュウリとナスかというと、2つともが夏野菜でお盆の時期によくとれる野菜だからというのが1番有力な説です。
沖縄では同じ意味であの世に帰る為の杖としてサトウキビをお供えすることもあるようです。
まだまだ知らないことばかりです。これからも私藤井が見つけたなぜだろうを紹介していきます。