仕入れ担当の森田です。
先日、ある用事があり松山へ行きました。久しぶりだったので、少し距離は長いですが「しまなみ海道」経由で向かいました。途中、予定より少し早かったので、尾道の千光寺に立ち寄りました。
最近ダイエットがマイブームになっていることもあり、下から階段で登りました。歩いてみるとさほどでもなく、その途中に見える風景はとても気持ちがいいものです。
さて本堂の少し手前に、阿弥陀三尊像の磨崖仏がありました。解説を見ましても年代は書かれていなかったのですが、かなり古いものと推測されます。
阿弥陀三尊像本堂まで上がり、最初に目についたのがこの多宝塔でした。
とてもきれいなバランスでした。急いでいたので年号は見ておりませんが、格狭間や蓮華がしっかり作られてていいバランスでした。
丁寧に彫られた蓮と梵字大きな岩に直接彫られています。年代は江戸時代で五代将軍綱吉の頃だそうです。蓮の花に梵字ってカッコいいですね。
以前に、宝篋印陀羅尼経を円形に彫って蓮の花の上に置いた石塔を見たことがありますが、昔のものには宗教的な意味がたっぷりと込められています。。
ということで、時間もなかったので駆け足で見た千光寺でした(石ばっかりやないか!)。