本店の義積です。
本日10月22日は「即位礼正殿の日」です。
「即位礼正殿の儀」というのは皇太子さまの即位を国内外に示す儀式で、国内はもちろん国外からも国家元首や首脳が参列されます。
31年前昭和から平成になった時、私は社会人になった年でした。
昭和天皇が崩御されての天皇の交代でしたので、今年に入ってからのお祝いムード一色とは少し違っていたようにい思います。
平成元年に昭和天皇がお亡くなりになったあと、東京都八王子市にある武蔵野陵に埋葬されました。
実際に見たことはありませんが、ニュースなどで見るととても大きな御陵(天皇のお墓)です。
これはお亡くなりになる前から造られていたそうです。当時の私なら「亡くなる前からお墓を作るなんて不謹慎だ」と言っていたはずです。
しかし寿陵という存在を知り、不謹慎とは思わなくなりました。
寿陵は歴史を遡るとあの聖徳太子が生前にお墓を建てたという話があるそうです。そのような昔から寿陵の風習があったのですね。
古代中国では、寿陵を建てることが長寿につながるとされていたため、寿陵は縁起が良いものとして伝わってきました。
長寿の他にも、子孫繁栄や家庭円満が訪れると言われています。
寿陵墓のメリット①
生きている間に建てるのであれば、自分の思う墓地を購入し、自分好みのものを時間をかけてゆっくり作ることができます。
寿陵墓のメリット②
お墓は相続税の非課税財産なので、相続税を節約できます。遺族の負担が少なくなります。
最近は終活というのが浸透してきまして、自分の死後の事と考えるという方も増えてきました。
生きている間に少しづつ考えていくと心配事が減って行くのではないでしょうか。