土に還るために~骨袋のお話~

2020年09月29日 08:00

yoshidumi
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本店の義積です。

先日の休みに多可町中区間子まで撮影に出かけました。

彼岸花といえば赤色ですが、そこには白色や黄色の彼岸花が咲いていました。

今の季節しか見れない風景を楽しんできました(*´ω`)。

さて今日は納骨の時に欠かせない「骨袋(こつぶくろ)」のお話です。

人が亡くなると、お墓にお骨を納めます。関東ではお骨拾いの時に全骨拾う事が多いのですが、関西は一部のみ拾います。

そして骨壷から骨袋にお骨を入替え、お墓の「カロート(納骨堂)」と呼ばれる空間に納めます。これが「納骨」です。

このカロート部分は和墓でしたら、お墓の真下あたりにあります。水鉢と呼ばれる石を倒すとカロートが見えます。

底には土がそのまま残されており、お骨はここで長い年月をかけて土に還っていきます。

お骨を入れる骨袋は、宗派によって入れる種類が決まります。

「南無阿弥陀仏」が入ったものは、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派。

「般若心経」が入ったものは、天台宗、真言宗、曹洞宗、臨済宗。

「無地」日蓮宗。

特にお骨で重要な骨は「のど仏」と言われています。

男性の「のど仏」は軟骨なので実際には残りません。実際には第二頸椎がそれにあたります。形は不思議な形ですが、見ようによっては座禅を組んで手を合わせている仏様の形とも言われています。荼毘に付された後も故人様の体に仏様が残ると思うと、そばで見守ってくれているような気がしますね。

大切な人亡くした後、様々な気持ちになりますが、納骨をすることで気持ちの整理がひとつできるような気がします。

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