代表の森田です。
「戸主(父親)が亡くなったので表札を掛け替える時期は何時が良いですか?」
こんな質問を20年ほど前に受けたことあります。その時はさっぱり検討もつかないので父に相談しましたが、父も「1年ぐらいかな?」の返答でした。
私もいよいよその時期がやってまいりました。昨年の8月に父が亡くなり、毎晩の御詠歌に始まり、毎週の逮夜、法事、お位牌、お墓、相続など、バタバタと日が過ぎて・・・ようやく落ち着いたのが一周忌を迎える頃でした。自分の中でも一年が経って表札を掛け替える時期かなと思いました。
現在の家を父が建てたのが平成元年、32年間戸主として表札が上がっていました。いざ、掛け替えようと思うといろんな事を想像してしまいます。「表札を替えると家運が下がるのでは?」とか「不幸な事が起こらないか?」・・・考えるとキリがありません。さて最後は神頼みじゃないですが、大きなことをする時はいつも「暦(こよみ)」を信じています。
普通は大安(六曜)だけを見る人が多いと思いますが、(中段)(二十八宿)(下段)見ることが大事だと言われます。すると、
9月20日(大安)
(中段)「とる」:五穀の取入れや買入れなど物の取入れには吉
(二十八宿)「房」:大吉にて棟上げ、造作、結婚、・・・又は新品の使い初め・・吉日
(下段)「天恩」:天より恩恵ある日、婚礼家造普請祝事、大吉
この日に付け替えました。
父の表札は、お仕事でよくお世話になっていた「村上白山先生」に書いていただいたものです。
外した後は、仏壇の戸棚にしまいました。
私の表札は、お仕事でお世話になっている神社の禰宜様に書いていただきました。とても達筆で尊敬できるお方なので、無理を言ってお願いしました。