こんにちは。
滝野店事務スタッフです。
御詠歌ってご存じですか。
御詠歌とは、インドにはじまり、中国を経由して日本に伝わった、一般の信者が寺院や霊場巡礼の際に唱える歌のことです。
多くは和歌に節をつけたもので、一般的には鈴(れい)や鉦(かね)を鳴らしながら詠唱します。
現在は多くの宗派内の流派ごとに存在していて、今もなお作られ続けているそうです。
私の住んでいる地域では、御詠歌を唱える慣習があります。
親族が亡くなった方のために葬儀から四十九日まで毎夜唱えます。
ご近所の方や、親しかった人達も来られたりします。
鉦吾を鳴らしながら先立ちをされる方の後についてみんなで御詠歌を唱えます。
私が初めて御詠歌を聞いたのは、小学1年生の時でした。
父方の祖父が亡くなったときです。
当時はわけが分からず、大人の人達が変な歌を歌っている、そんな感じでした。
でも、毎夜行われる妙ななことに私は喜んでついて行っていました。
御詠歌のあとのお茶とお菓子が目当てでしたけれど…
それから〇十年、親戚やご近所、職場の方のご家族、時間があれば出かけて行っていましたが、ここ最近ではコロナの影響もあってご家族だけでされているお家が多いですね。
以前は鉦吾も何軒かで使っていた様に思うのですが、最近では各家庭で用意をされるお家も増えてきました。
森田石材店では、仏壇・仏具も取り扱っております。
鉦吾もおいておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。