滝野店の河合です。
昨年の夏に、とあるお客様からお声をかけて頂き、ありがたいことにお墓の依頼を受けました。
墓地区画はすでに持っておられ、あまり大きくない控えめなお墓にしたいとの事でした。
お話を聞くと、永代供養も考えたけど、自分もまだ元気だしお墓を建てて供養してあげたいと思ったとの事。
亡くなられたご主人様が控えめな性格の方だったそうで、お墓はご主人と先で自分が入るだけなので大きなお墓はしたくない、との事でした。
隣のお墓の方が洋風のお墓にされておられ、ウチも洋風にしたいなぁ、とのご希望でした。
その日の内に墓地区画も案内していただき、周囲のお墓も参考にしつつイメージを話し合いました。
河合としては初めての洋風のお墓だったので、店長や先輩の力も借り、どういう形にしていくか考えていきました。
その後何回かお店にも来て頂き、石の種類や仕上げをどうするかなど仕様を話し合い1つ1つ決めていきました。
こちらは工場で仮組みしてもらって彫刻位置や字の大きさを確認している所です。
ベストとしてはお客様にも同席してもらい、相談、確認を行いたいのですが、今回はお任せ下さるとの事で河合と工場の彫刻担当の方とで進めました。
最終的に決定した彫刻のイメージを実寸大で印刷して貰って、お客様にも見て頂き、ご納得頂けました。
こちらが完成したお墓です。
落ち葉が多い場所なので、お手入れがしやすいようにファイバーレジンで仕上げています。
またお参りがしやすい様に拝み場も広く取り、墓石とお揃いで桜色の石にしてもらいました。
実は石は当初M1-Hというやや緑がかった黒系の石にされていましたが、「同じ石に変わりはないけど、温かい色合いの石にしたい。」との事でご契約の前に変更。今回の八重桜という石を選ばれました。
ご自身も入られる永く使って頂くお墓です。納得のいくお墓にして頂きたいので、お気持ちや考えはどんどん教えて頂き、満足して頂きたいです。
お客様からも「良いお墓が出来て気に入っています。ありがとう。」とありがたいお声を頂きました。
良いお手伝いが出来たと思います。