仕入れ担当の森田です。
前回は日本石材工業新聞でブックナビゲーターをさせていただいたことをお話しました。
この中で最後に紹介しておりますのが、
『いちばん大切な生き方は伊勢神宮が教えてくれる』(吉川竜実著/サンマーク出版)です。
詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、私がいいなと思ったのは2点です。
1.お参りの心構え
2.人はみんなOK
お参りの心構え
離れて住んでいるおばあちゃんに会いに行く気持ちで行きましょうとあります。
神様もあなたが会いに来てくれるのが嬉しいのだそうです。
神社のお参りは作法があります。
きちんとした方が気持ちいいです。
でも一番大事なのは会いに行くこと。
会いに行けばすることは同じです。
前回から今回までの自分の報告をします。
今何を頑張っているか、これから何をしたいか。
何に悩んでいるかも言ってみましょう。
最後に応援してくださいとお願いする。
おばあちゃんと同じですよね。
人はみんなOK
キリスト教では罪な人間はその罰として働く義務があるとされています。
ヒンズー教はこの世の罪で輪廻を繰り返します。
仏教でも不完全な人が悟りを開くために修行をします。
すべて人は不完全で至らぬところがある事が前提です。
それが神道は正反対なのが素敵です。
ひとは生まれながらに完全なのだそうです。
それが日々の生活で穢(けが)れがついてズレが生じる。
この穢れをリセットできる場所、それが神社なのだそうです。
神社へ行くと神聖な空気を私たちは感じます。
自然の凛とした感覚がリセットの感覚なのかもしれません。
いかがですか?
私もこの本を読んで神社に行きたくなりました。
まあ仕事柄、あちこちの神社に行っておりますので、そのおかげでお仕事もいただけているのかもしれません。
わざわざ遠くの神社に行く必要はないようです。
地元の神社に気軽に行ってみましょう。
神社参りは古来の人の知恵として、今もとても有効なのだと思います。