滝野店の河合です。
今回、お客様から仏壇の掛け軸を購入頂き、ご自宅の掛け軸の付け替えをお手伝いしてきました。
掛軸とは、書画を布や紙で表装して、床の間などの壁に掛けられるように仕立てたものです。
仏壇の掛軸は、仏様の絵像や名号など、宗派によって種類が異なります。
信仰の中心となる仏様をご本尊(ごほんぞん)と呼び、その掛軸を仏壇のなかで一番高い段の中央に安置して、左右に脇侍(わきじ)という対になる掛軸を並べます。
掛軸は「幅(ふく)」という数え方なので、ご本尊と脇侍を合わせた三幅で1セットになります。
ご本尊と脇侍は各宗派で異なり、同じ宗派でも地域によって違う場合があります。
分からない場合は、お寺様か店舗に確認してくださいね。
さてお客様のお宅の掛け軸です。良い物だと思いますが、60年以上お祀りされ、あちこち痛みが出てきています。
この度、思い切って入れ替えされる事となりました。
新たに吊り金具を取り付け、新しい掛け軸をセットします。
店長に作業指示と見守りしてもらいながら河合が作業しました。
こちらが作業完了後です。お客様からも「やー、良ーなった!ありがとう!」と喜んで頂けました。
後日お寺さんに拝んで頂くそうです。良いお手伝いが出来ました。