こんにちは、本店スタッフです。
今年、私がブログを担当するのもこれが最後です。そして森田石材店に入社してちょうど1年が経ちました。
1年間とても早かったですが、すご~く昔のような気持ちもあって不思議な感覚です。
元気に一年を締めくくろう!と思っていた矢先、何年かぶりに体調を崩してしまい体だけでなく心の方まですっかり弱ってしまっています。
風邪とは無縁で元気だけが取り柄だったのですが、やはり歳のせいでしょうか。
そんなわけで、絶賛喉の調子が悪いので買い物に行ってはのど飴のコーナーを見ております。
のど飴といえば、まず思いつくのは「カリン」ではないでしょうか。
カリンはお寺によく植えられており、アンランジュ(安蘭樹)という名前でお釈迦様に縁のある尊い木とされています。
さてここで、カリンの話をする前にまずマンゴーの話をしなくてはいけません。
なぜ唐突にマンゴー?と思われるかもしれませんが、実は本来尊い木とされていたのはカリンではなくマンゴーだったのです。
しかし、インドから中国そして、日本に伝わる間のどこかで、「マンゴー」と「カリン」が入れ替わって伝わってしまったというのです。
アンランジュの「菴羅(アンラ)」は元々はマンゴーを意味する言葉だったのですが、間違って伝わってしまったせいで、日本ではカリンのことを「菴羅樹」と呼び、後に「安蘭樹」と書くようになりました。
マンゴーとカリン。うーん…確かに見た目は似ているかな。残念ながら、カリンの実は硬く渋味や酸味があるのでそのまま食べるのには向きませんが。
もし、途中で入れ替わったりせずにマンゴーのまま日本に伝わっていたら、お寺にはマンゴーの木がたくさん植えられていたのでしょうか?
と考えると、ちょっとトロピカルな感じがして面白いですね。
ということで、12月後半はクリスマスや忘年会などイベントも目白推しです。皆さま、どうかお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。