滝野店の中村です。
今回ご紹介するのは三木市吉川町のT様の墓石建立工事です。
墓所は山の中にあります。
以前は土葬をされていて、塚があります。
既存の先祖のお墓は残すことになりました。
山の中の墓地なので、まず仮設通路を作るところから始まります。
順調に工事は進みました。
いつものように基礎ベースを打つための掘り方をしました。
そこで事件は起こりました。
上の写真のように掘り方を終えた次の日のことです。
近畿地方は梅雨入りし、この日は1日中雨が降りました。
すると次の日現場はこのようになっていました。
こちらの地質は粘土質な為水が溜まりやすい現場でした。
こういう現場は予め対策をしないといずれお墓が傾いてしまいます。
そこで暗渠(あんきょ)工事をすることになりました。※暗渠…外からは見えない水溝のこと
後日、また雨が降りましたがこれで安心です。
雨がやんだ後も水は流れ続けています。
そして完成したお墓がこちらです。
土留めのブロックは大谷ブロックで積んでおります。
通常のコンクリートブロックと違い、何とも言えない味わいがあります。
施主様のお気に入りポイントの一つです。
仮設通路も綺麗になりました。
開眼式の際はたくさんお供え物をご用意頂き、華やかになりました。
非常に綺麗になったと大変喜んで頂きました。
追記:2023年8月21日
T様より嬉しいお声を頂きましたのでご紹介いたします。