滝野店の中村です。
突然ですが皆様はいつお墓参りしますか?
多いのはお盆、春・秋彼岸、年末年始。
後はご命日や月命日。
「いついつ」と決まった日ではないけど、ふらっと立ち寄ることもあるかもしれません。
そこにぜひ加えてみて欲しいのがタイトルにある「誕生日参り」です。
私、いつも疑問だったのが人が亡くなると「命日」はお参りしたり、法事があったりと気にかけているのですが「誕生日」は意外と手薄だったりします。
ちなみに不思議なことにエライ人は「没後〇〇年」よりも「生誕〇〇年」を祝ったりします。
私の敬愛するジョン・レノンも3年前に「生誕80周年」で大々的に取り上げられていました。
閑話休題。
その人の「生」があって「死」があるわけで。
そしてその「生」があるからわたしたちにも「生」があるわけで・・・。
それと父の死が突然だったこともあり、「命日」は悲しい想い出が先にきてしまいます。
その点「誕生日」は楽しい思い出の方が多いので、我が家では割と「誕生日参り」に重きを置いていたりします。
そんな思いもあり滝野店では「誕生日参り」コーナーを作らせていただいています。
レジ前の一等地です。
まず当コーナーでのおすすめがこちら。
「伽羅」のお線香です。
こちらのお線香は当店スタッフの中でも好評のお線香です。
最近は「煙」の少ないお線香が人気ですが、こちらはガッツリ煙が出ます。
これは私の勝手な思い込みですが、何かガッツリ煙が出た方が故人にも届いている気がするのです。
せっかくの誕生日プレゼントなので故人にも届いて欲しいので。
しかしこちらのお線香はとても上品な香りの煙です。
「伽羅」は沈香(じんこう)という良質な香木があり、そのなかでも最高級の香木のことだそうです。
日本でも昔から貴重な香料として皇族や貴族、戦国武将などの間で用いられてきました。
続いては、嗜好品の香りがするお線香。
私は「あずきバー」のお線香を愛用しています。
「親父と言ったら井村屋のあずきバー、あずきバーと言ったら親父」というのは家族の間の共通認識。
これと巡りあった時の感動は忘れられません。
香りはまさに「あずきバー」。思わずボリボリといってしまいそうです。
要注意です。
箱にも目立つように「食べられません!」と注意書き。
他にも珈琲の香り漂うろうそくや、おはぎの形をしたろうそくもあったりします。
結局のところ、お供え物は何でもいいのですが、是非「誕生日参り」のきっかけになればと思います。