仕入れ担当の森田です。
先日、愛媛県松山市にて開催されました全葬連(全日本葬祭業組合連合会)の全国大会にお招きされ出席してきました。
私は石産協(日本石材産業協会)の会長という立場で来賓席でございました。
なんとステージの上に席がありまして(後列だったのでちょっと安心)式典の間はずっと緊張しっぱなしでした。
しかも私の右2メートルには彬子女王さまがおられました。
悪いことをしていなくても警察がいると緊張するように、何もすることはないけれど緊張していました。
この至近距離でした・・・。
さて式典も終り、その後の基調講演となりました。
豪華にも2本立て!
しかも誰もが知っている有名人です。
お一人目は元サッカー日本代表監督の岡田さん。
現在は今治でプロチームを率いておられます。
お話を聞いているとまさにビジネスマンです。それも半端ないレベル。
頭脳明晰の上に持ち前の体育会スピリッツでバリバリのトップセールスマンぶりがでした。
トップセールスと聞くとスマートなイメージですが、完璧に泥臭い中小企業の親父をもっと徹底した感じでした。
いやーさすがです。
お二人目はロンドンブーツ1号2号の田村淳さん。
慶応大学大学院で遺言の修士論文を書かれたとのこと。
実際の講演内容は、お母さんの病気からお亡くなりになるまでの経験がこの論文には多分に生かされている事がわかりました。
詳しくは「母さんのフラフープ」に詳しく記載されていますのでそちらをご覧ください。
当社では墓石、仏壇仏具、葬儀をしております。
私たちのお客様は実際にはお亡くなりになってからご遺族がご購入されるケースが多いです。
この田村淳さんのケースでは、お母さんが最初にガンが見つかってから自分の葬儀をすべて段取りされていることがインパクトがあります。
しかも内容のプロデュースが素晴らしい。
実際に遺言についての論文も巻末に掲載されていますが、一度遺言を書くと毎年書き直した方がいいと多くの人が思うこと、一度書いてみると自分のことがよく分かり、書く内容が変わっていくことが綴られています。
私も遺言は書いたことありませんので想像でしかありませんが「そうなんだろうな」と思いました。
お葬儀もお墓もお仏壇も、元気なうちに考えていて損はないなあと気づきました。