髙梨 剛
本店の髙梨です。
先日、丹波市でお墓のリフォームをさせていただきました。
こちらのお墓は本来的なお墓の建て方に則って「五輪塔、夫婦墓、地蔵様」で建てられていました。
施主様は「次は自分たちの(お墓の)場所を空けとかなあかんな」ということでリフォームをお受けいたしました。
基本、このようなお墓の建て方は五輪塔を残し、昔の方からの夫婦墓を無くし、その方々のご戒名を五輪塔の竿石に追加して彫刻していく。というものが本来の理想です。
ただ、敷地がある程度必要になってくるので少ない聖地では難しいことです。
写真のように五輪塔へは夫婦墓にあったご先祖様のご戒名を印しました。
写真では見えにくいですが塔婆立ては新しくされ、差し込み口を広くしたのでより多くの塔婆を立てることが可能になりました。
夫婦墓はご両親のものだけを残しました。これでスペースは確保されましたので当分は安心です。