上山 典之
こんにちは、篠山店の上山です。
師走も半ばを過ぎ、そろそろ年越しの準備で慌ただしくなって来る頃かと思います。
さて、仕事柄毎日のように墓地へ出向くことがあります、そこで見た光景です。
この写真は墓石なんです。
一番下の台石で芝台と言います、この下は納骨堂で大切なお骨を埋葬する場所です。
この芝台の繋ぎ目(目地)から草が生えています。
地面からの生えた草?
種が飛んできた生えた草?
そんなことはどちらでもいいのですが、問題なのは何故こんなところに草が生えてきたのかということです。
草が生えるという事は隙間があるということ。
隙間があるという事は水が浸入するということ。
水が浸入するという事はお骨が水浸しになるということ・・・。
通常、石と石は接着剤で固定し目地をコーキングし水の侵入を防ぎますが、耐久性は永久ではありません。
地面から生えてくる草は仕方がないとしても、墓石から草が生えてくるとは。
住宅もそうですが、墓石も建立後10年~15年くらい経過すればメンテナンスが必要です。
新しい年を迎えるにあたり、お住まい同様にお墓も不具合がないか見ていく必要がありますね。