仕入れ担当の森田です。
当社では時々、課題図書なるものがあります。
今回は年末年始を利用して、当社の営業部員全員に「墓づくりを究める」を読んでもらいました。
みんなそれぞれに思うところはあったようで、いいお墓づくりをご提案できそうです。
『墓づくりを究める』(小田満弘著・石文社)
著者の小田さんは、私も以前から存じておりまして、昔からこだわりを持ってお仕事をしておられました。
月刊石材にも連載されていましたので、それがまとまった本が出版されすぐに購入いたしました。
当社も石材店ですから同じようにお墓は建てております。
もちろん、それなりのこだわりも持っているつもりではおりますが、まだまだです。
私たちは「お客様が何のためにお墓を建てられるのか」を正面から考えないといけないと思った次第です。
大樹寺型五輪塔(本店展示)
著書の中にはいい五輪塔がたくさん出てきます。
その五輪塔は私たちが作っているような磨いたものではなく、昔ながらの作り方で叩いた五輪塔です。
当社にもそうして作られた五輪塔がいくつか展示しております。
「やっぱりいいものはいいです」がそれを伝えることが出来ておらず、そんなに頻繁にはご提案できておりません。
お墓は故人のシンボル(象徴)です。
抽象的であればあるほどいいなあと感じます。
五輪塔はその意味では、シンボルとして申し分のない形をしています。