こんにちは。本店スタッフです。
先日、祖母の家でみつけた灯籠。今までは全く気にしていませんでしたが、この仕事についてからは石のものを見つけるたびに「これは何かに使える」と写真を撮っております。
さて、この灯篭の彫刻。右側の鹿は分かるのですが左側のもこもこしたものは何?
とぐろを巻いた蛇?かたつむり…?と気になって調べてみたら「雲」だそうです。上の丸い穴は太陽でしょうか。
これは「春日灯籠」という名前で、春日大社にまつわるモチーフが彫刻されています。
ちなみに反対側は「三笠山」です。写真を撮り忘れていたので、弊社在庫置き場まで行って春日灯籠を探してきました。
と、目当ての写真を撮ってさあ帰ろうとしたのですが。見てください、この灯籠…
「え!ハートマークだ、かわいい!」とテンションが上がってしまいました。これは正しくは「猪目/いのめ」という日本古来から使われている紋様です。
猪目は災いを除いて福を招くという意味が込められていて、伝統的な日本建築・神社やお寺の装飾によく使用されています。
京都・宇治田原町にある正寿院の猪目窓はSNS映えスポットとして有名ですね。
福を招く紋様ということは、見つけたらきっと恋愛運も上がるはずです。ぜひ、みなさんも探してみてください。