上山 典之
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
丹波篠山市で句碑を建立しました。子供の頃の思い出を俳句にしたため、石に刻まれました。
岩さんの
石橋憩う
どじょうけむり
お客様にお話を伺うと「岩蔵という私の曾爺さんが昔、平たい大きな石を家の横にある溝の橋渡しにするため裏山から持ち帰った。昔のことやからエンジン付きの運搬車など無い時代に、ソリのようなものに乗せて汗だくになりながら山から運んできたのを子供の頃の記憶で覚えている」とのこと。
曾孫が溝に落ちたら大変と思い、苦心して運ばれたのでしょう。
岩蔵さんが渡した石橋の下で、人が通るたびにドジョウが砂煙を起こしているほのぼのとした様子が目に浮かびます。
天国から曾お爺様の「覚えてくれていて良いのを造ってくれたなぁ」という声が聞こえてくるようです。