末代まで墓守りができる方法

2023年07月13日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

友達のお父さんからお墓の相談をされたのが昨年の1月でした。

なんと完成まで一年半…

いろんなお話をしながらお墓のプランを考えました。

既存のお墓は五輪塔と夫婦墓が並ぶ理想的な形だと思ったので、

区画を広くとって今後も夫婦墓が並ぶ提案を考えました。

でもお父さんとお話していると話題の中心は

「息子たち二人が仲良くやってくれてる」

「頑張って仕事をやってくれてる」

「孫も跡を継いでくれた」・・・

ひしひしと家族愛が伝わって来て、一からプランを考えなおしました。

 

近年のお墓事情。

墓守りが居なくなって永代供養墓に入るのでお墓を処分してほしい・・・

この様な方が多くなった理由は、子供が少なくなったのと、女だけの家は絶えないように養子をもらって繋いできたからです。

この様な事情でお寺に預けられてしまうのは淋しいな~・・

など考えている時、新たなプランが思いつきました。

シンプルな区画の真ん中には五輪塔・右側に本家の霊標(戒名板)を設置し、

新宅になる弟さんは左側に霊標を設置すればいい様になっています。

お参りは真ん中の五輪塔で納骨室を通常の倍の大きさにしています。

墓守りもしやすい様にファイバーレジン舗装をしているので掃き掃除でOK。

お花も1対のみです。

この様な方法だと二家族で墓守りをするので絶える確率が減ります。

出来ることなら親族でお墓を守ってほしいと思います。

 

追伸

納骨室には、家族みんなの写経が納められました。

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