ここ数年、チョコチョコお墓の引越しの仕事をいただきます。
昨年は、熊本から引越しをお手伝いしました。
また今年になって、広島、山口、大阪と年々増えいます。
この背景には、ここ数十年の時代背景が大きく影響しているのかもしれません。
例えば、団塊の世代の人たちは集団就職で田舎から町に移って働き出しました。
そしてその後の高度経済成長の時代を迎え、
そのまま都会に住み続けた人が多くおられるのだと思います。
またこの影響から「核家族化」も進んできました。
田舎には高齢者の方だけが残っているというケースです。
そして結局、「田舎には帰っても仕方がない」ということで、
お墓も引越しという風になるようです。
お墓は故郷にあってもよし、近くにあってもよしだと思います。
弊社も数件引越しのお手伝いをさせていただきましたが、
引越しを機に、お墓を新しくされたケースもあります。
また磨きなおしてリフレッシュされるケースもあります。
その時のお墓の状態によって対応は変わってきます。
さて、私の近所も空き家が少しずつ増えてきて、
お墓も無縁になっているところが増えてきたように感じます。
でも無縁はかわいそうです。
今のうちに分かっている人は、身近でお祭りしてあげて下さいね。