昨年、当社がある丹波市山南町から恐竜の化石が発掘されました。
テレビなどでもかなり報じられましたのでご存知の方は多いと思いますが、
このほど、当社も村おこしに協力ということで、恐竜を石で作っています。
現在、土台工事の真っ最中ですが、これがこだわっています。
恐竜の足元は「実際に発掘された堆積岩」で積むことになっているんですが、
発掘の時に出てきた石は形も大きさもバラバラ、それを『崩れ積み工法』で積みます。
昔は家の塀などで『崩れ積み』はよく見かけられましたが、最近はほとんどありません。
私もこれに関しては経験が浅くあまり自信がなかったので、会長(親父)に助けを願いました。
普段はなかなか親父の言う事は素直には聞けないのですが、今回は脱帽。
石の選び方からひとつひとつの据付まで、勉強になることばかりでした。
親父も現場での現役は退いてはいるものの、そこはやはり職人。
石を触ると生き生きとしていました。
こういう技術って、霊園でお墓を建てるには全く使いません。
でも身につけていることで、いろんな応用が利きます。
当社の石工はまだまだ若い奴ばかり。
たまには会長と現場に行くのもいいかなと改めて思うところでした。
来週完成予定です。
「丹波市・篠山市・多可郡・西脇市・加東市・小野市・加西市・三田市・神戸市・南丹市・福知山市・猪名川町で墓石を販売する創業92年の株式会社森田石材店」