森田石材店
庵治(あじ)石の産地、高松市牟礼町で
「庵治石ソムリエ養成制度女子会」に参加しました。
弊社からは義積、安井、萩原、下中の4名の参加でした。
牟礼町は瀬戸内海が見渡せる、のどかな町です。
正面にえる山の白くなっている部分が石が採れる山です。
一人一人ヘルメットが配られ、かっこよく?!被って準備はOK!
最初は、大丁場の見学です。
遠くでみると大きな場所だと分かりますますが、近くで見ると更にごい迫力です。
そこで石を割る実演を見学しました。り出した石は、自然のものなので等に良質のものばかりではありません。
筋が入っていたりしますので、それを避けてどのように割って行くか考えてドリルで穴をあけ
そこに「せり矢」という道具を差込みます。さらに上から打っていくと、少しづつヒビが入り、
石がパカッと割れました!!すご~い!
大丁場の後は、八島からの見学、「石の民俗資料館」の見学でした。
庵治石は歴史が深く、平安時代後期から使われていたそうです。
石の民俗資料館では、石の切り出しの様子や、道具などが展示されていました。
(会社で見たことがある道具を見て、ちょっと嬉しい私。)
昼食は山田屋さんという有名なうどん屋さんで満喫し、次は野山という山へ見学です。
ああああ、こんな切り立った場所で作業するなんて~~!!足元がすくみます。
ここで働く方は危険と隣合わせなんですね。
野山見学の後は、加工工場を回り、最後にイサムノグチ庭園美術館を見学し、懇親会をして解散でした。
庵治石は石の眼の細かさや斑(ふ)と呼ばれる模様が特徴です。
これだけの大きな山で、たくさんの石が採れますが、良質な庵治石が採れるのは
全体のわずか3%だそうです。とても希少価値が高いものなので、どうしても高価になります。
高価ですが、目が細かくとても綺麗な石です。
この会に出てから、会社の展示場で庵治石を見ると、今回見学した石に携わった方々の顔が思い浮かびます。
ますます石に愛着が湧き石が大好きになりました。
今回企画をされました庵治石産地青年部連合会の石翔会の皆様、ありがとうございました。
written by yoshidumi