初体験!義積が霊標を彫る。

2017年01月18日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

実は入社以来体験したかった事があります。
それは「石の文字を彫る」ことです。
石を彫るといえばひと昔なら手作業でしたが、
今では「サンドブラスト」という機械で彫ります。
12月に父が亡くなり、霊標(れいひょう)に
戒名や没年月日を刻しないといけないのですが
これは「チャンス!!」と思い彫刻する事にしました。
サンドブラストは大きな箱のような空間に中に
彫刻する石を設置します。
そして、石に管から出る細かい砂を当て石を彫刻していきます。
P1016833.JPG
↑我が家の霊標です。今回彫刻するのは向かって右側の父の分です。
すでに霊標にはゴムシートが貼られており、彫刻する文字の部分の表面だけが表れています。
P1016835-3.JPG
↑サンドブラストと技術部の数原(すはら)さん。
サンドブラストの手前に座り央の丸い部分右手を入れます。
もう一つの丸い穴は、砂が出てくる管を入れます。
そして、丸の上にある四角い部分から覗きまきながら石に砂を当てていきます。
P1016839.JPG
いざ彫刻です!
管の先が石の表面に垂直に当てないと、文字の溝がまだらにるので難しいです。
あとどれだけ彫れば良いのか、感覚が全く分かりません。
P1016846.JPG
↑私が彫刻した結果。溝の深い部分と浅い部分ができました。
あと「晃」の部分のムシートが、取れかかりました。
←ゴムシートが取れてしまうと、彫らなくて良い分まで砂があたり
彫れてしまうのでダメなのです。
最後は数原さんに仕上げてもらいました。
全て彫刻できましたら、サンドブラストから出して字に色を塗ります。
最後にゴムシートを剥がしたら完成です。
P1016853.JPG
今回やっと体験することが出来ました。
面白いけれど難しい。
でも大満足!これが正直な感想です。
私が彫ったら残念な感じですが、お客様の商品はきちんと数原が彫刻するので
ご安心ください。
最後になりましたが、墓石を建立される時、自分の手で彫刻することができます。
このサンドブラストがある工場見学も大歓迎です。
気になる方は各店までお伝えください!

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