髙梨 剛
滝野店 髙梨です。
先日、お墓の建碑、納骨式に立ち会いをいたしました。
それぞれ参列者の方がお花を供え、お線香も供え、お水をかけ、と思い思いの供養のカタチをされました。
そんな中、納骨を執り行う場面でどこからか閑かで、ゆったりとした、遥か壮大なイメージの曲が流れて来ました。ふと振り返ると、その参列者の方の手には携帯電話。そのBGMの音源はどうやらそこだったのです。初めは「着信か?」と思っていたのですが鳴り止みません。と、思ったとき後方で会話が聞こえました。
「あの子、とても音楽が好きだったから・・・」
そう、それは納骨に相応しい曲を偲んでかけられていたのでした。
無宗教だったため、その場にはご住職の読経も、神主さまの祝詞(のりと)もありませんでした。
私が今まで経験をしたことのない気持ちでのご納骨をさせていただきました。