墓地を選ぶ時の注意点とは?

2017年05月29日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
5月から6月にかけて多いのが、市営霊園の募集です。
人気のある区画は抽選になることもあります。
今回は、市営や民間を問わず、墓地を選ぶ時にどこを注意してみればよいかをお話します。
【墓地を選ぶ時の注意点とは?】
墓地には大きく分けて3種類あります。
①公営霊園…地方自治体が管理しています。
②民間霊園…お寺さんが経営主体となっている寺院墓地と呼ばれるものが多いです。
③共同墓地…元々の地域に昔からある墓地です。
まず公営霊園は、地方自治体が管理しているため安心感があります。宗旨宗派も問いません。お墓に関しては、大きさや土台の高さ、時にはデザインまで細かく規定されている事があります。立地は、大型の霊園なので郊外にあり、少し遠くなってしまいます。平米あたりの価格は低めですが、3㎡以上の広めが多くなっています。
次に民間霊園ですが、経営主体となっているお寺さんによって管理方法が異なりますので、十分に比較検討されることが必要です。宗旨宗派についても確認が必要です。お墓に関しては、公営霊園に比べ自由度が高いようです。お寺に隣接することが多く、便利な場所にあることも多いです。価格は公営に比べ少し高めですが、狭い区画であれば価格差をあまり感じません。中には石材店が指定されている霊園もございますので、必ず事前に十分ご確認下さい。
最後に共同墓地ですが、地域の人で管理しているのが一般的です。定められた規則も少なめです。近隣の便利な場所にあることが多いです。価格も低めな所が多いようですが、新たに拡張していない限り、ほとんど募集はしていません。ということは、空きができて募集をしているという時にはチャンスです。早めに確保されることをお勧めします。
とは言うものの、上の情報以外に何を基準に選べばいいのでしょうか?
それが次の3点です。
①必ず現地へ行って確認しましょう。雨の日の水はけも重要です。
現地に行けば、周囲の雰囲気や見晴らしがよく分かります。しかし出来れば雨の日もチェックしたいところです。水はけは特に大事で、水はけが悪いと様々な問題が起こる可能性があります。
②宗旨宗派に制限はないか、気に入った石材店に工事を任せられるか。
「宗旨宗派問わず」と言っても、実際には多少の制限がある場合もあります。それも現地で墓地を見る際に必ず確認しましょう。そして重要なのが指定業者制度です。契約した後に墓石店が選べないということは、時には大変なことになります。もし決まっている場合には、その業者が信頼できるところかどうかを調べるのが、墓地選びには欠かせません.
お墓は建てて終わりではなく、次に誰かが亡くなれば追加彫刻もしなければなりませんので、長くおつきあいできる墓石店をお選びください。
③永代使用料だけでなく、年間管理費なども必ず確認しましょう。
墓地の代金といえば「永代使用料」に目が行ってしまいますが、実は年間の管理費も重要です。共同墓地は比較的安いところが多いです。但し、年に1回はそうじに出るルールがあるところもあります。キレイな所ほど維持には費用がかかりますので、それなりの金額になっているようです。
長々と書きましたが、みなさんの参考になればと思います。
当社では、こんな冊子も作っています。
三田市の失敗しない墓地選び(表紙)ol.jpg

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