知っておきたい習慣の違い ~神式~

2017年11月10日 08:00

福島 正弘
福島 正弘
滝野店の福島です。
突然ですが、皆さんは仏教以外の葬儀に参列されたことはございますか?
私の生まれ育った地域は比較的仏教の割合が高く、幼いころからそれが当たり前で育ってきました。大人になり初めて神道式の葬儀に参列した際は、非常に困惑した覚えがあります。
宗教によっての習慣やしきたりの違いなどは様々あります。神式(神道)では、霊祭と呼ばれるものが、仏教でいうところの法要にあたります。霊祭は自宅やお墓の前で行われるのが一般的です。葬儀の翌日に翌日祭、その後は亡くなった日から10日ごとに十日祭・二十日祭・三十日祭・四十日祭と続き、五十日祭で忌明けとなり「清祓いの儀」を行った後にいつもの生活に戻ります。この五十日祭が仏教でいうところの四十九日にあたります。
その後の霊祭は、亡くなった日から百日目の百日祭、式年祭として一年・三年・五年・十年・五十年と続きます。
神式(神道)ではお香を焚きませんので、仏教でいうところの焼香にあたるのが「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」になります。また、神式(神道)においてはお酒(お神酒)を交わすのが神聖な文化として引き継がれています。

お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
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たんば篠山店丹南篠山IC近く