森田 浩介
仕入担当の森田です。
苔がついたお地蔵様はいいなあと思います。例えば、私が好きなのは、京都大原の三千院の庭にあるお地蔵様です。
こんな感じのもあります。
何と言いましても庭がいいです。
一面苔に覆われている庭に表面が叩かれたお地蔵様を数年置いておくと、キレイに苔がつくようになります。
そこで、今回はこんなお地蔵様を作ってみました。
ちょっと写真では分かりにくいですが、少し青味がある竜山石(青)をつかって作りました。
もちろん庵治の職人さんの作品です。
表面は程よくノミが入りいい仕上がりです。
これが苔の中に数年置かれていたら、きっといい味が出てくるでしょう。
大きさは約7寸(21cm)ぐらいです。
ちなみに竜山石とはどんな石かと言いますと・・・
高砂市で採れる石で、なんと1700年前から使われていた由緒正しい石なんです。
有名なのが「石の宝殿」といわれ、重さ500トンとされる石が浮いてます(浮いているように見えます)。
現在も松下石材店さんが採石されています。