yoshidumi
こんにちは、本店の義積です。
先日の休みに両親の3ケ月ぶりにお墓そうじに行きました。少し来ない間に墓地には草が生え、枯葉が散乱しかわいそうな態でした。一時間ほど掃除をし、両親のお墓と六地蔵さんに手を合わせすっきりした気持ちになりました。
今週で6月も終わり、来月は7月です。季節の移り変わりは本当に早いですね。7月に入るとお盆の準備をされる方がたくさんいらっしゃいますが、もう始められていますか?盆用品の一つに提灯があります。葬儀で使用した提灯を初盆に使うという地域もありますが、形は似ていても本当はそれぞれの意味があるのです。葬儀の提灯は、故人の魂が安らかに成仏する事を願うためのものです。盆提灯は、仏さまになられた故人を含むご先祖さまをお迎えし、お送りする為のものです。
また、お盆には、先祖様が戻って来られると言われています。あの世とこの世の距離はどの位の距離なのでしょうか。正直よく分からないですが、調べてみますと「十万億土」だそうです。ピンとこない距離ですが、おそらくとても遠いのでしょう。とても遠いのであれば、ご先祖様はよく道を間違えないなと思います。毎年通う道なので大丈夫なのでしょうか⁉しかし、まだ霊に成り立てのご先祖様の場合は、やはり少々不安。家の目印のために、新盆(亡くなって最初に迎えるお盆)のお宅は霊が道に迷わないよう盆提灯を飾るそうです。提灯の優しい灯りはそのような意味があったのですね。
提灯も良いですが、こちらのローソクも素敵です。
高さは約15cmのLEDローソクです。本物の炎のように揺らめきます。
大切なご先祖様をお迎えする準備をし、お盆に楽しいひと時になると良いですね。