春のお彼岸の仕事はお早めに!②

2018年11月04日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

前回の続きです。なぜ、春のお彼岸の仕事をそんなに急いでやっているのかです。

中国人だって同じ人間です

石の加工は実は大変なのです。ひとつひとつが全て違います。自然のものなので、キズが出たり黒や白の模様がでたりもします。
オートメーションというわけにはいきません。やっぱり人間がやる仕事ですので限界があります。ですから、締め切りが迫っているのにドバっと仕事が入ってくると、無理になってしまいます。
この場合、

  • 1.約束の納期を守れない
  • 2.工程が飛ばされる(手抜き)
  • 3.慣れない人が作って仕事が悪くなる

などの問題が起こります。

中国加工風景.JPG

できれば腕の良い熟練工に加工してもらいたい

12月が勝負

当社では、実はこの時期(11~12月)に多くの商品の注文を出します。それもかなり先(3月)までの仕事です。

そして12月までの余裕がある時期に加工をしてもらいます。そして検品をして、問題があれば1月上旬までに完了するようにしております。

貿易の仕事では、何かトラブルがあった時でもそのリカバリーができる時間が必要になります。

ですから、少なくとも問題が発生して対処できる2週間以上前には確認しないといけないので、1月の中旬ぐらいが最終の目安になります。

まとめ

色々と書いてまいりましたが、こんなことから、お客様には早めに様々なことをお決めいただいております。

時々、「◯◯石材やったら間に合うって言ってた」とおっしゃることもございます。確かに、間に合う場合もありますが、いい仕事をしたいという私どものわがままですが、出来るだけお時間をいただいております。

特に、現場での寸法に関しては、まだ先の仕事であっても早めの立会をお願いしております。

春のお彼岸のお仕事は、こんな風に進んでおります。

お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く