仕入担当の森田です。
昨年に引き続き、今年も駿台トラベル&ホテル専門学校の葬祭学科の講義に行ってまいりました(昨年の様子はコチラ)。
私の授業の範囲は「宗教とお墓①」という分野で、テキストのベースは文化庁出版の宗教年鑑です。資料を作る私も眠たくなりながら読んだ範囲です。
さて昨年のこの授業、冒頭から15分ぐらいでチラホラと睡眠者が発生し、後半は教室全体で2~3名が起きているぐらいでした。もちろん、話をしている私のしゃべりが面白く無いのが一番の原因ですが、
聞いている方の頭に「?マーク」が見えていたのを覚えています。
さてそんなこともあり、今年はどうすれば眠くならないかを考えました。
1.写真を多くして視覚に訴える。
2.動画も交えて説明。
3.途中でお菓子の差し入れ(誰かがはじめた悪しき習慣だが効果大!)
ということで、授業開始です。
自己紹介から初めて、昨年のこともお話しました。
(まだひとりも寝てない)
世界の宗教の話、特にインドは独特なので、ガンジス川の風景やアジャンタやエローラも解説しました。
(まだひとりも寝てない)
日本の原風景から、日本人の宗教観を説明しています。この辺りは故小畠先生によく教えてもらったとことです。
そして動画に入りました。ここでは世界の宗教の特徴と違いについてザックリと説明でした。
ここでおやつタイムです。私が持って行ったのは、地元篠山の「諏訪園のどらやき」。
(やっぱり寝てない)
その後、最も退屈な(といっても私は好きなのですが・・・)日本の宗教へと入りました。神道の歴史や庶民の中の神道の話です。
そして次は仏教の伝来から説明し、平安時代の最澄と空海の話、さらに鎌倉新仏教へと進む流れになります。
途中、あまりお墓の話題がないので心配でしたが、無事にみなさん睡魔に襲われずに終盤まで辿り着きました。最後は徳川幕府の寺請制度から、廃仏毀釈のお話までやりました。
2回目だったこともあり、私が慣れていたのが良かったのかもしれません。
学生のみなさんお疲れ様でした。