藤井 勇輔
滝野店の藤井です。
前回に引き続き彫刻の良し悪しを見分ける点をお伝えしたいと思います。
前回の記事はこちら。 彫刻の良し悪しを決めるのは…パート1
今回見ていくのは
家紋の彫刻です。
前回の文字の彫刻は文字の部分を彫刻していく形ですが、今回の家紋の場合は浮かし彫りという彫り方で
家紋の形の箇所以外を彫刻し、浮かしていくという彫り方をしていきます。
道具は前回同様この細い管から砂を飛ばすことで彫っていくのですが、均等に平らになるように彫っていくだけでも相当難しく
でこぼこが無いようにきれいに彫れるようになるだけでも相当な期間が必要になります。
そのなかでも1番難しいとされるのが
この端の部分です。
彫る角度を間違えると凹凸ができたり、垂直に彫れなかったりするのでここにも相当な技術が必要になります。
新米の私ですが、少し前までは現場にいたため日々彫刻の練習もしておりましたが
端の部分はおろか、平らにきれいに彫刻することもできませんでした。汗
綺麗な彫刻が出来るようになるためにはもっともっと練習が必要ということですね。
もうすぐお彼岸ですのでお墓参りに行かれた際には改めて彫刻も見てみてはどうでしょうか?