森田石材店ブログ - こんな工事もします -

お稲荷さん

2019年08月23日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

丹波市にある会社のお稲荷さんの改修工事をさせてもらいました。

この工事に合わせて、周囲の神前灯籠・雪見、春日灯篭も新しくされました。

↓改修前
20190823お稲荷さん1.jpg

20190823お稲荷さん2.jpg

20190823お稲荷さん3.jpg

↓石製のお社
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↓神前灯籠
20190823お稲荷さん7.JPG

↓雪見灯篭
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↓春日灯篭
20190823お稲荷さん6.JPG

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。

今回は、花立、線香立の交換です。

このお客様とのお付き合いのきっかけは、お社の台をご注文いただき、設置させていただきました。お社設置後に、お墓を拝見しました。

花立と線香立が外すことができなく、お掃除が大変でした。ご説明させていただき、交換のお手伝いをさせていただく事になりました。

交換前です。
20190723花立線香立 (1).JPG

現場で、施工班の職人(当社社員)が現場で交換作業を取り掛かりました。
20190723花立線香立 (2).JPG

花立を外してみると通常はセメント等で固定されている花立がほとんどですが、今回は鉛のようなもので固定されていました。

通常は現場の工具で交換できたのですが、今回は無理だという事で、当社工場に持ち帰る事になりました。外してみないとわからないものですね。
20190723花立線香立 (3).JPG

線香立も同じ固定方法でしたが、こちらは何とか現場で交換できました。
20190723花立線香立 (4).JPG
20190723花立線香立 (5).JPG

後日、花立をお届けにあがりました。
20190723花立線香立 (6).JPG

20190723花立線香立 (7).JPG

施工班の職人には手間をかけてしまいましたが、お客様は喜んでいただけたと思います。

他社さんで建てられたお墓のリフォーム工事は多く手掛けさせていただいています。今回のように、仕事を始めてみないとわからない事も多くある、リフォームあるあるなのです。

こんな事もありますが、喜んでいただけるよう、お手伝いを続けていきたいです。

藤井 勇輔
藤井 勇輔

滝野店の藤井です。

先日引き渡しをさせていただいたお客様のお墓は、墓地の周りに木が生い茂っているため落ち葉が落ちてきて大変という事でした。

そのため今回草が生えづらく、落ち葉もササッと掃くだけで掃除が出来るファイバーレジンを提案させてもらいました。

基礎をうった上に外柵を据えていきます。
金具.JPG

塗りあげることで強度を上げます。
塗り上げ.JPG

墓石には地震に耐えるための免震施工をさせていただいていますが、こちらはお見せできません。
免震施工.JPG

仕上げにファイバーレジンを敷きつめていきます。
ファイバーレジン.JPG

完成です。
完成図.JPG

引き渡しの際にも「これで掃除が楽になるわ。ありがとう」と言って頂けてうれしい限りでした。

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中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回ご依頼を受けましたお墓はタイトルにもあるように「将来的に撤去予定のある」方からのご依頼でした。

施主様にはご子息がおられますが遠方にお住まいなので、将来的には建てても墓守が出来ないとのことでした。

ただ既に墓地の区画をお持ちで、既に水子供養もされているとの事でしたのでまずは仮埋葬をおすすめ致しました。

uji1.jpg

その後の打ち合わせで、

①何十年も先の事なのでわからない
②できる限りお墓で供養してあげたい
③もし撤去することになっても撤去しやすいようにしておきたい

との理由からサイズが少し小さめのお墓をご提案致しました。

建立後の様子がこちらです。
uji2.jpguji3.jpg

戒名は竿石の裏面に彫刻しております。

最近後継ぎなどの関係で将来の墓守に不安を抱えておられる方も多いかと思いますが、このような方法もありますのでご参考になれば幸いです。

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高台にある墓地での墓じまい

2019年06月03日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

先日墓じまいのご依頼を受けました。

施主様の奥様のご実家のお墓なのですが、今後墓守出来るものもおらず、何よりお墓がある場所が場所だけに年を取るにつれて墓参りが困難になるという理由からお寺にご遺骨を預けることになりました。

こちらのお墓はの写真のような場所にあります。

まず門をくぐってこの階段を昇り、

mi1.JPG

更に階段を昇り、

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細い通路を通ったところにあります。

mi3.jpg

上から見るとこの様に通路のすぐ下は崖です。

mi4.jpg

ご住職と話し合い今回は墓石だけでなく舞台から全て撤去することになりました。

この墓地で仕事をする時は先程の写真でもわかるように重機が使えないので全て人力で運搬しなければなりません。

しかし今回はこの崖を使い、上がれるところまでは重機を使い、後は仮説通路を作って運搬することになりました。

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こんな崖をどうやって攻略するのか?私もご住職も半信半疑でしたが流石は職人さん!手馴れたものでした!

まずは重機を上げていきます。

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次に仮説通路を作っていきます。

mi7.jpg

仮説通路の完成です。

mi8.JPG

次にご遺骨を引き上げます。

mi9.jpg

新しい骨壺に入れ替えてお寺に納骨いたしました。

mi10.jpg

いよいよ墓石の撤去です。

今回は墓石は処分するということで、そのままでは重たい石材を割って小さくして運びます。

余談ですが石は見た目より凄く重たく墓石1基で600~700kgくらいあります。

まず石材にドリルで穴を開けます。

mi11.jpg

次に開けた穴にくさびを打ち込みます。

mi12.jpg

するとこのようにきれいに割れます。

mi13.jpg

割った石材を運搬していきます。屈強な職人さんでも重たそうです。。。

mi14.jpg

これを繰り返し、撤去完了です。

mi15.JPG

最後にきれいに整地していきます。

mi16.JPG

完成です。

mi17.JPG

今回は墓じまいということでしたが、このようにお墓の場所が過酷なために足が遠ざかっている方もおられると思います。

そういう方はお墓の移設(=引っ越し)することで解決することもあります。

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シダレザクラと標柱

2019年05月19日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

先日、このブログで「令和第一号」について記載しましたが、実はその1号というのは、「ささやま桜協会」が主催されたシダレザクラの植樹の横に建てられた標柱に彫刻するものでした。

その事が、新聞に掲載されていましたのでご紹介します。

新聞記事.jpg

篠山市は、改元に合わせた5月1日より、「丹波篠山市」へと市名が変わりました。その祝いも兼ねられているそうです。

標柱には

石井造園緑化.jpg

3面にこのように彫刻しています。「丹波篠山市」の誕生、そして「令和」という時代の始まり・・桜と共に多くの方の目にとまる事でしょう。

その記念のお手伝いが出来てうれしく思います。また綺麗な桜が咲く頃に是非見に行きたいものです。

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写経を書いてみませんか

2019年05月16日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。

突然ですが、写経を書いたことはありますか?

先日、永平寺に参拝に行った際に、入口に写経の案内をされていました。別のお寺でも、ご朱印を集めている若い方が、写経を本堂で書いている所を見たことがあります。

皆様もお寺に詣られた際に、写経の案内がされている所をご覧になったことがあると思います。

先日、丹波篠山市今田町でお墓のリフォームをお手伝いをさせていただきました。五輪塔を解体した時に、底の土から写経がでてきました。

20190516写経 (1).JPG

昭和50年代に建てられています。

20190516写経 (2).JPG20190516写経 (3).JPG

マトリョーシカのように何重もの筒に入っていました。

当社もご先祖様のご供養のひとつとして、お墓を建てられる方に写経をおススメしています。

20190516写経 (4).JPG

お墓が出来上がったら、お骨が入る所にお客様が書かれた写経を納めさせていただいています。

20190516写経 (5).JPG

お経の中で一番ポピュラーなお経「般若心経」です。

20190516写経 (6).JPG

浄土真宗のお客様には、長いお経ですが、「正信偈」を書いていただきます。

ご家族皆様で、お経を書いてもらうこともあります。私は、「一」など簡単な文字を小さなお子さんにも書いてもらうようお願いしています。

これで、皆様が、お墓づくりに携わったと思ってもらえたら、うれしいです。

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ファイバーレジン施工⑤

2019年04月30日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

平成も本日で終わります。

前回と違い今回の改元は明るいムードの中での改元で、なかなか貴重な体験であるとともにこういうのもいいなぁと個人的には思います。

平成の時代は戦争はなかったものの、大きな災害が非常に多い時代でもありました。

令和の時代が心穏やかに過ごせる時代であることを望むばかりです。

さて、平成最後の記事はお馴染み『ファイバーレジン施工』になります。

今や防草対策のエースで、新規建立はもちろんリフォーム工事でも非常に多くのお客様にご依頼頂いております。

理由は様々ですが、私の担当させて頂いたお客様の中で採用の理由が一番多いのは

「仏さんが息できるから」

です。

防草対策として一番確実なのはやはり「張石施工」です。

しかし、高価なのに加え何より「仏さんが息できへん」という理由で敬遠される方が多いように思われます。

対策として下の写真のように空気抜きの部分を作ったりしていますが、それでも気になる方が多いのも事実です。

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今回のお客様も同様に防草対策をしたいけど仏さんが息できないのは避けたいというご依頼でした。

過去のファイバーレジン施工の記事はこちらです。

ファイバーレジン施工①
ファイバーレジン施工②
ファイバーレジン施工③
ファイバーレジン施工④

施工前の状況がこちらです。

hy2.jpg

当初お客様は区画内の真砂土をすきとり、玉砂利仕上げをご希望されていました。

しかし玉砂利を敷くだけでは防草対策にはならない事を説明し、ファイバーレジン施工を提案致しました。

敷地面積が広い墓地なので、当初のご予算よりもはるかに高額でしたがご採用頂きました。

まず敷地内の真砂土をすきとります。

hy4.JPG

一部傾いている墓石がありましたので傾き直しをします。次に砕石を入れて転圧します。

hy5.JPG

最後にファイバーレジン施工をして完成です。

hy6.JPG

当初の予算とは随分高額になりましたが、「これで草引きから解放される!言ってもらってよかったわ!」と言って頂き嬉しい限りです。

庭石を歌碑に

2019年04月20日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

今回は庭石へ短歌を彫る依頼がありましたのでご紹介します。

ご依頼がありましたのは山南町の前田様、少し早めの米寿の記念にとお話をいただきました。

今回のこの短歌はNHK全国短歌大会で入選された作品だそうです。

すでに丹波新聞でも報じられました。その記事がコチラです。

庭石に短歌.jpg

揮毫は山南町上滝の大野さんがされました。これは前田さんからのご依頼でした。

素晴らしい字でした。が、、、、彫る私たちからすればとっても難しいラインがたくさんあります。

実際に現場ではおおよその寸法を決めておいて、文字原稿を大きく拡大しました。そして下準備をしっかり整えて現場彫りをしました。

といってもすぐに彫れるものではありません。剥がれそうな部分は先に叩いて石を落としていきます。さらに凹凸をサンダーで加工して平坦にした上で彫りました。

歌碑アップ.jpg

理想は自然のままの肌の上に彫りたかったのですが、今回は石の風化もありこのような形となりました。喜んでいただけてよかったです。

また時間が経てばいい風合いになることでしょう。

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。

「シカやイノシシに荒らされないようにしてほしい」とのご依頼です。

加東市のお墓で仮の納骨をさせていただきました。

20190412仮埋葬のフタ (1).JPG

この地域は七七日(49日)などの満中陰に、お墓へ納骨することが一般的です。

納骨するお墓がないお家は、このように、仮の納骨をお手伝いさせていただいています。

それから、ほとんどの方が1周忌までにお墓を建てる相談を進めさせていただいています。

今回は、仮の納骨をさせていただいた後、ご連絡いただきました。「シカやイノシシに荒らされないようにしてほしい

フタすることができるか?」とのご依頼でした。

20190412仮埋葬のフタ (2).JPG

まず、納骨した証しの盛った土をすき取ります。

20190412仮埋葬のフタ (3).JPG
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そして、納骨した所が隠れるように、石で囲みました。花立と線香立も作りました。

確かにこれまで、お墓の中の玉砂利の所をイノシシがミミズを探して掘り返された所を見かけたことはあります。

ですが、仮の納骨の所までは考えた事がなかったです。

お客様に相談いただき、新たな発見でした。

これで、安心していただけて、良かったです。

20190412仮埋葬のフタ (6).JPG

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く