森田石材店ブログ - こんな工事もします -

前向きな終活

2017年10月07日 08:00

福島 正弘
福島 正弘
滝野店の福島です。
私事ではありますが、来月に祖母の三回忌を迎えます。
三回忌の法要を行うにあたって、京都に住んでおります両親と案内状の事や、食事の事、お供えの事など話しておりました。その際に母が「友達がこんな物くれたんや」とエンディングノートを見せてくれました。「私もええ歳やから、ここに色々書いとくからな…終活始めようと思うのよ」と少し楽しそうに話してくれました。
最近見た新聞記事に「終活」に対して7割以上の方が前向きに考えていると掲載されていました。実際に「終活」を行っている皆様の前向きな理由としては「家族に迷惑を掛けたくない」が約70%を占め、終活を始める方が圧倒的に多いようです。その影響からか現在「終活」という言葉を知っている方は79.5%で、「聞いたことはあるが意味はよく分からない」が13.5%、「知らない」が7.0%だそうです。「終活」の認知度も年々上がってきています。他にも「寝たきりになった場合に備えて」、「人生の終わり方は自分で決めたい」、「今後の人生をよりよく生きたい」という意見など後悔しない人生を送りたいと考える方が多いようです。
以下は実際に「終活」を行っておられる方の主な内容になります。やはり一番身近で取り組みやすい「生前整理」をされる方は多いようです。
・身の回りのものを片付ける「生前整理」
・葬儀費用やお墓の事などお金の準備
・終末期の医療や介護の希望をまとめる
・相続の準備
・携帯電話やパソコンのデータ整理 等
私の家は祖父が生前にお墓を建立してくれておりましたので、祖母が他界した際もお墓の事に関してはさほど心配することはありませんでしたが、それでも葬儀の事や、相続の事、祖母の想いなどわからない事ばかりで2年が経とうとしている今でも全ての問題が解決出来たとは思えません。
「こんな風に考えてるんやけど、どうしたらいい?」、「相談したいことがあるんやけど」など、疑問に思われていることや不安なことなどお気軽にどうぞ。

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神社の鳥居

2017年09月28日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

秋祭りに合わせて神社の鳥居の新築工事をさせていただいております。9月の中旬に神主様による「御祓い」がおこなわれました。
鹿子.JPGDSCN1183.JPG
小雨の中でしたが氏子の方々が、多数参列され拝殿にてお参り後、お酒・塩・水・洗米にて鳥居のお清めが行われ、無事終了となりました。数日後、鳥居の解体工事に取掛かりました。
年代は彫刻されていませんでしたので正確にはわかりませんが、前回の玉垣改修は大正初期の約100年前にされていましたので、おそらく同じ時期に鳥居も建てられたのではないかと推測されます。現状の鳥居は最近の鳥居とは違い、柱も分割されており接合部もどうなっているか気になっておりました。
CIMG9194.JPGKIMG0110.jpg
気になっていた接合部は臍(ホゾ)が入っていると思っておりましたが、意外に鉄製の芯棒が入っており、年数が経っているせいで錆びてましたが、分離するのに少し手間取るほどくっついていました。この度の鳥居の新築工事は、村の一大行事ということで地元のTV局も取材に来られてました。
KIMG0107.jpg
秋祭りの前には、鳥居の竣工式も執り行われる予定で、永きにわたり神社の入口の顔として残っていきます。

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鳥居がやってきました!

2017年09月21日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

今、弊社工場には2基の鳥居が到着しています。
鳥居の工事をさせて頂く機会は結構あるのですが、こうやって2基が一度に、同じ時期にというのは滅多にありません。今回は8尺と9尺の鳥居です。長い柱が4本並んでいます。
0919鳥居.JPG
皆さんご存知の通り、鳥居とは神社などにおいて「門」の役割を果たし、神社の内と外とを分ける堺として建てられています。この鳥居の形状は大きく分けて2種類に分ける事ができます。それがこちら↓↓
鳥居種類.jpg

左が神明鳥居(しんめいとりい) 右が明神鳥居(みょうじんとりい)です。
この形状を基本としながら、数多くの鳥居の形が存在しています。
さて、弊社の鳥居に戻りますが、どちらも柱に「奉納」と彫刻をします。大きさや位置がなかなか難しいのですが、このような場合はやはり、弊社会長に登場してもらいます!建った時を想定して・・・長年の経験と石屋の目で大きさと位置を見てもらいました。この後、彫刻をして、工事日がやってくるのを待ちます。立派な鳥居が建つのが楽しみです。

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秋分の日は「お墓参りの日」

2017年09月13日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

9月23日は秋分の日ですが、「お墓参りの日」でもあります。秋分の日は、1948年に制定されました。秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」ことを趣旨とされています。「お墓参りの日」は2013年に日本石材産業協会が記念日申請をし、先祖代々に手を合わせる日本らしい文化を絶やすことなく未来へつなげていきたいという願いをこめ制定されました。
私も年に何回かお墓参りに行きます。実は我が家のお墓には、カエルが居る確率が実は高いのです。数年前から私の母のお墓に行くとよく一匹のアマガエルがお墓にいます。お墓の正面文字の「義積家之墓」の彫刻してある部分に雨宿りするようにいるのです。田舎の墓地なのでカエルがいてもおかしくはないのですが、私は「母が形を変えてここにいるのかもしれない。」と思ってしまい、追い払わずにそのままにしておきます。
他人からするとただのカエルやん!て思われますよね。どのような形であるとしても気持ちひとつで救われる事があると思います。
今年のお盆にもお墓参りに行きました。居ました。アマガエル!!
KIMG0380.JPG
↑↑「之」の部分にいます。
いつもお墓に行くと、お線香とローソクを手向け、お墓に向かって対話します。
皆さんも是非お彼岸には、お墓参りに行き、たくさんお話してくださいね(^-^)

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お米の季節になりました。

2017年09月06日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

みなさん、こんにちは。本店の義積です。

9月に入り、少し秋らしい季節になりました。私の家の近所の田んぼでは稲刈りが始まりました。今年の稲の出来はどうなのでしょうね。さて、ご飯の事を「シャリ」や「」銀シャリ」と言いいますが、この舎利を漢字で表すと「舎利」です。
舎利は仏教に深くかかわっている言葉です。仏教辞典には、仏舎利とはお釈迦様の遺体・遺骨に相応する。お釈迦様が亡くなられ後、その遺体は火葬され、八つの部族に分け合った。彼らはそれぞれの自国に仏舎利を納めた塔(舎利塔)を建てて供養した。スゥーパといわれる「塔」に納められました。と、書いてあります。ストゥーパは、「お墓」を意味する古代インド語です。これが日本にも伝わりお寺の三重塔や五重塔にも必ず仏舎利が納められました。日本のお寺には塔がありますね。しかし、お釈迦様の仏舎利は、限りがありますので、それに匹敵するものがありました。それが写経を仏舎利の代わりに納めて供養されました。
200px-Stupa_in_Gotemba.jpg
在る説には、仏教では舎利、すなわち骨は土に帰ると肥やしになり、稲、麦など穀物になって、命をつなぐ役に立ってくれるという事から、穀物は舎利からなるものであり、非常に尊いものだとされるのです。この教えが日本に伝わり、日本では米のことを「シャリ」と呼んで尊ぶようになったそうです。大切に育てられたお米を、しっかり味わって食べたいですね。
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伊吹山の記念碑

2017年09月05日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

伊吹山は岐阜県と滋賀県にまたがる標高1,377mの山です。実は弊社が昭和42年に初代藤四郎が樽谷製袋㈱さまの依頼で記念碑を建立しています。

先日、知り合いの方が「森田さん伊吹山に記念碑を建てられてるのですね。ビックリと感動で写真を撮りましたよ」と声を掛けていただきました。私も嬉しくて、あらためて祖父がご縁を戴いた仕事に感謝です。
記念碑には、
 伊吹山頂上 標高1,377メートル
一.お互に手をとりあって秩序を守り 楽しい登山をつづけましょう
一.お互に自然のめぐみに心をよせて 花と緑をそだてましょう
一.お互に霊峰伊吹の山に精進し みんなの幸せをきずきましょう
と彫られています。
伊吹山に登られることがあれば是非、頂上の記念碑の前で写真を撮ってくださいね。
IMG_5280修正.jpg

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町内の権現さん

2017年08月25日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

我が町内には、玉垣で囲われて石碑のある小さな神社(?)が、ありました。
町内でも、何をお祀りしているのか知っている人は少ないようでしたが、玉垣も傷んできて危険なので改修という運びとなりました。
1.JPG
上記は、玉垣改修前の状態です。玉垣の柱が折れていたり、桜の木の根で下の延石ごと傾いていたりしています。
今年の3月に玉垣を改修させていただき、先日、由緒書の看板(これは弊社の施工ではございませんが・・)が設置され完成しました。
改修後.JPG
由緒書.JPG
見違えるようにきれいになりました。
町内で永く残る仕事をさせていただきまして感謝です。

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夏休みの思い出

2017年08月17日 08:00

福島 正弘
福島 正弘
滝野店の福島です。
連日暑い日が続きますがお疲れは出てらっしゃらないでしょうか?子供たちにとっては夏休み真っ只中で、田舎への帰省やレジャーに旅行など、毎日が楽しくてしょうがない季節だと思います。
さて、そんな夏休みの私の思い出のひとつに「地蔵盆」があります。幼少期を京都で過ごした私はこの「地蔵盆」を毎年楽しみにしていました。地域によって様々だと思いますが、私の町内では子供たちが主体的に動き、このイベントを盛り上げておりました。
お地蔵様の前で僧侶の方の読経に合わせ、大きな数珠を輪になって回したり、お供えのお菓子をいただいたり、福引があったり、何より大人達に怒られず夜になっても友達と遊んでいられることが楽しくてたまりませんでした。
お地蔵様はその地域はもちろんのこと、子供たちの守り神でもあります。そんなお地蔵様を清め、ご供養し、子供たちの成長や幸福を願うことが「地蔵盆」になるのだと思います。

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中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
3年前の平成26年8月に丹波市豪雨災害がおきました。
被害に遭われた地域の方より 石を撤去してほしいと連絡がありました。
現地に向かったのは、災害の次の日・・・川の中に土砂・流木、道路にも土砂があふれ、流木が横たわり、どこが道なのかわからない何とも凄まじい現状だったそうです。
何とか現地にたどり着き、早速作業に取り掛かりました。撤去してほしいといわれたのは、道しるべと時計台とお社(お地蔵さん)でした。
川が決壊し、道路が寸断され、重機で作業にかかるのに移動してほしいとの事でした。
 ↓ 災害直後の写真
8.14 1 災害時.JPG
その道標と時計台を、先日、自治会長さんから再度据え付けてほしいとのご依頼がありました。
災害から まもなく3年をむかえようとしており、県と市が進めてきた復旧工事もほぼで完了し、公民館も新しくなりました。ずっと気になっていたとの事でした。
道しるべと時計台は、新しくなった橋の欄干のそばにアスファルトの舗装をカットしてはめ込みました。
お社は少し離れたところに基礎がしてあり、そこに設置しました。基礎と土台をL型の金具で止めて、基礎からズレないように施工しました。
 ↓ 設置した 道しるべ と 時計台
8.14 2 道しるべ・時計台.JPG  
 ↓ お社 と お地蔵さん
8.14 3 お社.JPG

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園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
篠山市谷山 稲荷神社の玉垣・石垣修復工事の進捗をお知らせします。
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玉垣は全て撤去し積み上げています。
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[作業前]
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[作業後]石垣を一度解体し積み直しました。苔も取り除ききれいになりました。
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玉垣のコンクリートベース工事
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石垣の解体
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湧き出て来きた水をポンプで排水しています。
油井の大歳神社でも玉垣修繕工事をしました。こちらも玉垣の風化が進み、カケやぐらつきがあり、子どもが遊んで倒すと危険なので工事をすることとなりました。
20170809_大歳神社01.JPG
よく見ると、一部折れてしまっている所があります。
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グラつきが出ないようにしっかり足元を固定します。
20170809_大歳神社03.JPG
新しくなってこれで安心。
多くの神社も玉垣だけでなく年数の暮れた狛犬、灯籠などの風化がよく目につきます。古い石造物は味わい深いですが、触れただけで簡単に倒れてしまう場合もあります。
秋のお祭り前に、一度点検してみてはいかがですか?

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