森田石材店ブログ - 滝野店 -
現場で彫刻
2024年03月19日 08:00
滝野店の倉木です。
弊社では、戒名などが彫ってある石の板(霊標)に新しく彫刻させて頂くときは、多くは工場に持ち帰らず、現場でそのまま彫刻しています。
今回はそんな彫刻の現場に突撃してみました。
彫刻は車輌に積んであるコンプレッサーからホースを伸ばし、砂を飛ばして彫っています。
文字だけを彫れるように、文字がくり貫かれたゴムのシートを張り、固定します。
そして、周りに石の粉が飛び散らないようにブルーシートなどで養生します。
養生の中に潜り込み、彫刻していきます。
彫刻が終わると、中にある砂をとってから、色を入れていきます。
最後綺麗に拭き取って、作業終了となります。
作業が終わるとすぐに、片付けて次の現場に向かわれました。
いつもこのような流れで彫刻させて頂いています。
現場彫刻は天気の良い日しかできません。また、コンプレッサーのホースが届かない所や隙間がない場合など現場ではできないこともあります。
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点検させて頂きます。
2024年02月26日 08:00
滝野店の倉木です。
当社では、アフターサービスとして新規墓石引き渡しの日から10年間の保証がございます。
墓石や外柵に施工上の理由で欠陥が生じた場合には、責任を持って修理またはお取替えをさせていただいております。
また、お墓をお引渡ししてから10年間は、ご希望された方に無料点検を実施しております。「保証期間が終わる前に見ておいてもらおう」という方「プロの目で見てほしい」などのご要望もございます。
勿論お建てするときには、傾きや不備のないよう、出来る限りの施工はさせていただいています。しかし、お墓も何年か経つと、地震や地盤の変化によって傾いてしまったり、巻石が開いてしまったりしてしまいます。
また、経年劣化で文字や家紋の色をいれている部分が剥げてしまっているということもあります。こういった部分をじっくりと見させていただき、お写真とともに現状をご説明させて頂きます。そして、ご要望に合わせて提案をさせて頂きます。
ご依頼がありましたら、10年以上経たれた方や、他社で建てられた方も点検させて頂きます。お気軽にお声がけ下さい。
天山石の前で
2024年02月09日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
今日は朝から寒いですね。
先日来店されたお客様で石にとても詳しい方がいらっしゃいました。
表示されているポップを見ることなく石の名前がわかり、特徴もよくご存知でした。
産地にも詳しく丁場(石が採れる場所)の話まで出てきて、
ご職業を尋ねると、
「石屋じゃないけれど『すい石』を集めていて石には結構詳しい」とおっしゃってました。
色々なお店に行ったり展示場も行かれているらしく、セールストークを交え、ご家族の方に一つ一つ丁寧に説明までされてしまい、私はもう出る幕がなくいっしょに頷いているだけでした。
その方が特に気に入られたのがこちらの天山石です。
よくテレビの食レポで色々感想を言われていますが、
本当に美味しいときはコメントを忘れて黙々食べているのと同じでしょうか。
あれだけ流暢に石の特徴などを言われていたのに、
この天山石の前では 「ええなぁ~ 」
ご家族の方が「どこがええのん?何でええのん? 」と聞かれても
「ええなぁ~ わしやったらこれやな」とだけ。
「何十年と長持ちして、色の変化が少ない石がいいんやけど。」
とご家族の方が私にそうおっしゃると、
「これやなぁ~」と満足気に答えていらっしゃいました。
今度は息子や娘と一緒に見に来ますね。
と言われたので、今日からもう少し石の勉強をしようと思います。
天山石とは
深みのある青色と高い透明度が特徴的な九州を代表する銘石。
経年劣化に対し非常に強いので、理想的な墓石材と言われています。
詳しくはこちらを読んでいただけたらと思います。
https://www.morita-stone.co.jp/morita_blog/2017/12/post_558/
https://www.morita-stone.co.jp/morita_blog/2018/01/post_563/
写経筒作りました
2024年01月31日 08:30
滝野店の倉木です。
森田石材店では墓石を建立して頂いたお客様に、写経を勧めています。そして、書いて頂いた写経を、納骨堂に納めさせていただいています。
今回はその写経を入れる写経筒を作りました。
「写経筒??」
と思われている方も多いと思います。なぜ筒を作る必要があるのかというと、写経の枚数が108枚あるからです。
ご住職のすすめで煩悩の数である108枚書かれたそうです。
私も前回のブログに書かせて頂いたように写経を書いたのですが、1枚でもやっとだったので枚数を聞いて驚愕でした。
108枚の写経をそのまま納骨堂に入れるのも困難なので、筒を作成することになりました。
まず塩ビパイプを切断し、
蓋と切断したパイプを組み立て、ラッカースプレーで塗装しました。
最後に書いて頂いた写経をいれて完成です。
スプレーでムラなく塗るのは大変でしたが、良いものができ、お客様にも喜んで頂けました。
今回のように写経筒が必要な場合は、ぜひ倉木にお任せ下さい。
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硬筆書写技能検定を受けてみる?
2024年01月18日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです
毎年年賀状が届く季節になると思うことがあります
あ~きれいな字が書けるようになりたい!
毎年毎年そう思っていて、
6年前にやっと重い腰をあげて書道教室に通い始めたのに、
現在お稽古をさぼっています。
三日坊主の私が4年も続いたのは珍しいことなのですが、
目標としていた昇段試験に受かったとたんやる気が無くなってしまい、
現在にいたります。
このままでは同じことの繰り返し、
時間がないから、なんていう言い訳はやめにして、
もういちどお稽古を始めようかと思います。
さっそく次男が使っていた教科書を出してきて、まずは硬筆から。
書店に行くと書家の方が書かれたお手本も売っていますが、
私は教科書に載っているくせのない字の方が好きです。
特に光村図書の小・中学校書写教科書の執筆をされている、
樋口咲子先生の字が好きなので、
「朝のペン字練習帖」と「大人のペン字練習帖」は買いました。
けれど教科書やお手本はありますが、
悲しいことに私の通っている書道教室では硬筆の指導はなく、
家での独学になってしまうので継続が難しい。
毎日コツコツ練習しようとは思うけれど、
はたして続くだろうか…。
目標がないとがんばれない性分なので、
硬筆書写技能検定を受験してみようかと、ゆるーく考えています。
写経やってみました!
2023年12月12日 17:51
初めまして滝野店の倉木です。
社内では、テーマを決めてそれについて深く掘り下げて、プレゼン発表しています。
先日そのプレゼン発表があり、テーマは写経についてでした。
これまで写経について詳しく考えたこともなく、またやったこともありませんでした。
良い機会だと思い、写経セットを頂き挑戦してみました。
写経とは、お経を書き写すことであり、現代では般若心経を書き写すことが多いです。
また、写経をお墓に納めることで、亡くなった人の罪を消し去り、無事に成仏し、極楽浄土を願うとされています。
今では写経することで、功徳が得られると考えられるようになり、仏道修行、先祖供養だけでなく、祈願成就などを目的としても広まっています。
手順は、墨を擦り、合掌して読誦し、写経を始め、終えたら合掌し、回向文を唱え終わりとなります。
今回は墨がなかったので筆ペンで行いました。
普段パソコンやスマートフォンを使うことが多く、文字を書くことは減っていました。
久しぶりに沢山の文字を書いたので、疲れやすく、休み休み書きました。終わった後は大きな達成感があり、自分と向き合うことができ、非常に良い時間でした。
終わった後写経を見返すと、お恥ずかしながら、字が綺麗ではないと改めて感じました。
これを機に写経を続け、心の安らぎの時間をつくり、字を丁寧に綺麗にかけるように心を込めてやっていきたいです。
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お位牌の彫刻やっています
2023年11月29日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
お位牌を彫刻するようになって1年は過ぎると思うですが、
今だに彫刻開始のボタンを押すのにドキドキします。
文字の大きさ、左右のバランス、上下の余白。
そして何より文字の間違いがないか、何度も何度も確かめて作業を行っても、いざボタンを押すときは不安でしかたありません。
気は強いほうですが大きくはないので、彫り上がるまで緊張状態が続きます。
時々「位牌の彫刻やってるの?それって面白そう!楽しそう!」と言われますが、
すみません…。私、楽しめる余裕がまだありません。
そんな未熟な私ですが、彫刻に出されるお位牌を見て悲しくなることがあります。
めったにないのですが、とても汚れているお位牌があるんですね。
お位牌は何もせずにそっとしておくのが一番良いと言いますが、それにしてもこれはちょっと…と気になります。
亡くなられた方の好物が甘いものだったんだとは想像するのですが、
例えばジュースなどがお位牌にかかってしまった時は、すぐに柔らかい布でふいてください。
水拭きはしなくても大丈夫ですから。
それから、時々、お位専用の筆でなくてもお習字に使われる筆でいいのでお位牌のホコリを払ってください、
できるだけそっと丁寧に。それだけで随分ちがいます。
中にはきれいにしすぎて金箔がはがれているお位牌もあります。
いくら柔らかい布でもゴシゴシとこすらないでください。
そっとそっと大事な方を思ってやさしくふいてほしいです。
中学生のお孫さんが選んだ亀山五色ローソク
2023年11月08日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです
先日ご来店されたご家族のお話です。
おばあちゃんがお仏壇用のローソクを見てらして、
どれにしようかとあれこれ迷われていたときに、そばにいらした中学生のお孫さんが
「あ!これめっちゃ可愛い♡ おばあちゃんこれにしよう」
と選ばれたのが亀山五色ローソクです。
京の着物柄をデザインした筒の箱に、五色の小さなローソクが入っています。
毎日のお勤めに、芯糸が五色あるのでその日の気分に応じた色のローソクを使っていただけます。
筒箱は和風モダンなインテリアとしてもお部屋にも置いていただけます。
「〇〇ちゃんが選んでくれたローソク、おじいちゃん喜ぶわぁ」
と、おばあちゃんも大喜びされていました。
お祈りごとに使い切ることで、消し忘れの心配もなくていいですね。
どうして五色なんだろう?と思って調べてみました。
五色とは、古くから如来の教えや知恵を表すとされる色で、
仏教の宇宙観をも表現していると言われているそうです。
可愛いだけじゃなかったですね。
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滝野店にうぐいすが
2023年10月18日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
今日はおだやかな小春日和ですね。
だからでしょうか、お店の玄関にうぐいすが。
近づいても全然逃げなくて、
こんなに近くで見たのは初めてだったので嬉しくて写真を撮りました。
小さくてりんとした顔がとても可愛らしい♡
本当にうぐいす色をしているのにも感動です。
別名【春告げ鳥】とも言われていてとても縁起の良い鳥ですよね。
滝野店に来てくれてありがとう。
もっと見ていたいけど仕事中なのが残念。
うぐいすは古来より和歌に読まれたり、
絵画で梅と一緒に描かれたりして愛されてきた鳥で、
「ホーホケキョ」と鳴く声は美しく私達の耳を楽しませてくれます。
その鳴き声は「法、法華経」と大乗仏教の代表的な経典の言葉になぞらえて聞かれていたそうです。
幸運を運んでくる、とも言われているそうですよ。
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誕生日参りいかがですか?
2023年10月03日 08:00
滝野店の中村です。
突然ですが皆様はいつお墓参りしますか?
多いのはお盆、春・秋彼岸、年末年始。
後はご命日や月命日。
「いついつ」と決まった日ではないけど、ふらっと立ち寄ることもあるかもしれません。
そこにぜひ加えてみて欲しいのがタイトルにある「誕生日参り」です。
私、いつも疑問だったのが人が亡くなると「命日」はお参りしたり、法事があったりと気にかけているのですが「誕生日」は意外と手薄だったりします。
ちなみに不思議なことにエライ人は「没後〇〇年」よりも「生誕〇〇年」を祝ったりします。
私の敬愛するジョン・レノンも3年前に「生誕80周年」で大々的に取り上げられていました。
閑話休題。
その人の「生」があって「死」があるわけで。
そしてその「生」があるからわたしたちにも「生」があるわけで・・・。
それと父の死が突然だったこともあり、「命日」は悲しい想い出が先にきてしまいます。
その点「誕生日」は楽しい思い出の方が多いので、我が家では割と「誕生日参り」に重きを置いていたりします。
そんな思いもあり滝野店では「誕生日参り」コーナーを作らせていただいています。
レジ前の一等地です。
まず当コーナーでのおすすめがこちら。
「伽羅」のお線香です。
こちらのお線香は当店スタッフの中でも好評のお線香です。
最近は「煙」の少ないお線香が人気ですが、こちらはガッツリ煙が出ます。
これは私の勝手な思い込みですが、何かガッツリ煙が出た方が故人にも届いている気がするのです。
せっかくの誕生日プレゼントなので故人にも届いて欲しいので。
しかしこちらのお線香はとても上品な香りの煙です。
「伽羅」は沈香(じんこう)という良質な香木があり、そのなかでも最高級の香木のことだそうです。
日本でも昔から貴重な香料として皇族や貴族、戦国武将などの間で用いられてきました。
続いては、嗜好品の香りがするお線香。
私は「あずきバー」のお線香を愛用しています。
「親父と言ったら井村屋のあずきバー、あずきバーと言ったら親父」というのは家族の間の共通認識。
これと巡りあった時の感動は忘れられません。
香りはまさに「あずきバー」。思わずボリボリといってしまいそうです。
要注意です。
箱にも目立つように「食べられません!」と注意書き。
他にも珈琲の香り漂うろうそくや、おはぎの形をしたろうそくもあったりします。
結局のところ、お供え物は何でもいいのですが、是非「誕生日参り」のきっかけになればと思います。
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