森田石材店ブログ - 仏具 -
お位牌の彫刻やっています
2023年11月29日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
お位牌を彫刻するようになって1年は過ぎると思うですが、
今だに彫刻開始のボタンを押すのにドキドキします。
文字の大きさ、左右のバランス、上下の余白。
そして何より文字の間違いがないか、何度も何度も確かめて作業を行っても、いざボタンを押すときは不安でしかたありません。
気は強いほうですが大きくはないので、彫り上がるまで緊張状態が続きます。
時々「位牌の彫刻やってるの?それって面白そう!楽しそう!」と言われますが、
すみません…。私、楽しめる余裕がまだありません。
そんな未熟な私ですが、彫刻に出されるお位牌を見て悲しくなることがあります。
めったにないのですが、とても汚れているお位牌があるんですね。
お位牌は何もせずにそっとしておくのが一番良いと言いますが、それにしてもこれはちょっと…と気になります。
亡くなられた方の好物が甘いものだったんだとは想像するのですが、
例えばジュースなどがお位牌にかかってしまった時は、すぐに柔らかい布でふいてください。
水拭きはしなくても大丈夫ですから。
それから、時々、お位専用の筆でなくてもお習字に使われる筆でいいのでお位牌のホコリを払ってください、
できるだけそっと丁寧に。それだけで随分ちがいます。
中にはきれいにしすぎて金箔がはがれているお位牌もあります。
いくら柔らかい布でもゴシゴシとこすらないでください。
そっとそっと大事な方を思ってやさしくふいてほしいです。
中学生のお孫さんが選んだ亀山五色ローソク
2023年11月08日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです
先日ご来店されたご家族のお話です。
おばあちゃんがお仏壇用のローソクを見てらして、
どれにしようかとあれこれ迷われていたときに、そばにいらした中学生のお孫さんが
「あ!これめっちゃ可愛い♡ おばあちゃんこれにしよう」
と選ばれたのが亀山五色ローソクです。
京の着物柄をデザインした筒の箱に、五色の小さなローソクが入っています。
毎日のお勤めに、芯糸が五色あるのでその日の気分に応じた色のローソクを使っていただけます。
筒箱は和風モダンなインテリアとしてもお部屋にも置いていただけます。
「〇〇ちゃんが選んでくれたローソク、おじいちゃん喜ぶわぁ」
と、おばあちゃんも大喜びされていました。
お祈りごとに使い切ることで、消し忘れの心配もなくていいですね。
どうして五色なんだろう?と思って調べてみました。
五色とは、古くから如来の教えや知恵を表すとされる色で、
仏教の宇宙観をも表現していると言われているそうです。
可愛いだけじゃなかったですね。
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滝野店にうぐいすが
2023年10月18日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
今日はおだやかな小春日和ですね。
だからでしょうか、お店の玄関にうぐいすが。
近づいても全然逃げなくて、
こんなに近くで見たのは初めてだったので嬉しくて写真を撮りました。
小さくてりんとした顔がとても可愛らしい♡
本当にうぐいす色をしているのにも感動です。
別名【春告げ鳥】とも言われていてとても縁起の良い鳥ですよね。
滝野店に来てくれてありがとう。
もっと見ていたいけど仕事中なのが残念。
うぐいすは古来より和歌に読まれたり、
絵画で梅と一緒に描かれたりして愛されてきた鳥で、
「ホーホケキョ」と鳴く声は美しく私達の耳を楽しませてくれます。
その鳴き声は「法、法華経」と大乗仏教の代表的な経典の言葉になぞらえて聞かれていたそうです。
幸運を運んでくる、とも言われているそうですよ。
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誕生日参りいかがですか?
2023年10月03日 08:00

滝野店の中村です。
突然ですが皆様はいつお墓参りしますか?
多いのはお盆、春・秋彼岸、年末年始。
後はご命日や月命日。
「いついつ」と決まった日ではないけど、ふらっと立ち寄ることもあるかもしれません。
そこにぜひ加えてみて欲しいのがタイトルにある「誕生日参り」です。
私、いつも疑問だったのが人が亡くなると「命日」はお参りしたり、法事があったりと気にかけているのですが「誕生日」は意外と手薄だったりします。
ちなみに不思議なことにエライ人は「没後〇〇年」よりも「生誕〇〇年」を祝ったりします。
私の敬愛するジョン・レノンも3年前に「生誕80周年」で大々的に取り上げられていました。
閑話休題。
その人の「生」があって「死」があるわけで。
そしてその「生」があるからわたしたちにも「生」があるわけで・・・。
それと父の死が突然だったこともあり、「命日」は悲しい想い出が先にきてしまいます。
その点「誕生日」は楽しい思い出の方が多いので、我が家では割と「誕生日参り」に重きを置いていたりします。
そんな思いもあり滝野店では「誕生日参り」コーナーを作らせていただいています。
レジ前の一等地です。
まず当コーナーでのおすすめがこちら。
「伽羅」のお線香です。
こちらのお線香は当店スタッフの中でも好評のお線香です。
最近は「煙」の少ないお線香が人気ですが、こちらはガッツリ煙が出ます。
これは私の勝手な思い込みですが、何かガッツリ煙が出た方が故人にも届いている気がするのです。
せっかくの誕生日プレゼントなので故人にも届いて欲しいので。
しかしこちらのお線香はとても上品な香りの煙です。
「伽羅」は沈香(じんこう)という良質な香木があり、そのなかでも最高級の香木のことだそうです。
日本でも昔から貴重な香料として皇族や貴族、戦国武将などの間で用いられてきました。
続いては、嗜好品の香りがするお線香。
私は「あずきバー」のお線香を愛用しています。
「親父と言ったら井村屋のあずきバー、あずきバーと言ったら親父」というのは家族の間の共通認識。
これと巡りあった時の感動は忘れられません。
香りはまさに「あずきバー」。思わずボリボリといってしまいそうです。
要注意です。
箱にも目立つように「食べられません!」と注意書き。
他にも珈琲の香り漂うろうそくや、おはぎの形をしたろうそくもあったりします。
結局のところ、お供え物は何でもいいのですが、是非「誕生日参り」のきっかけになればと思います。
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地蔵盆の話
2023年09月27日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
先月、地区の地蔵盆がありました。
地蔵盆の由来は諸説あり、はっきりとはわかっていませんが、地蔵菩薩の物語が背景となっていると考えられています。
京都を中心とした近畿地方で盛んな子どもが主役の行事です。
去年まではコロナの事もあって、お寺さんに来ていただいて地元老人会の方々のみでされたのですが、今年は子供たちを呼んでお菓子を配ろうということになりました。
地元にいながら詳しくは知らないのですが、お供えをされるお家があります。ですが、そのお供えを見て「最近の若いもんは何も知らへんなぁ」と言われた方がいらっしゃったそうです。
お菓子の入ったダンボールに、紅白の水引でお供えと書いてあったそうです。母からその話を聞いてた私は、何があかんの?って感じでした。
ネットで検索をしても、のしは紅白の蝶結びの水引に「お供え」「御尊前」「灯明料」と書き名前をかきます。とあります。
地域によっては黄白の仏事用で志と書くところもあるそうですが、ネットを見る限りでは黄白の方が珍しいように書いてありました。
しかし「こういうのは、仏事の熨斗でするもんや。ええ大人になってはずかしい」と、紅白の熨斗がついたお供えを見て苦笑いされていたそうです。
今はネットで検索すればたいていの事は調べることができます。紅白の熨斗も間違ってはいないのですが、地域によって慣習がちがうので、事前に詳しい方に聞いておくのが一番かもですね。
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ペンキ塗り
2023年09月05日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
9月になっても毎日暑い日が続いていますね。
滝野店では夏の大掃除でペンキ塗りをしました。
やる前はなんとなく楽しそうだなと思っていたのですが、35度を超える日中に体全体を覆っての作業は想像以上に暑かったです。
鉄板はローラーで丁寧に何度も塗ります。面白かったのは最初だけですね、意外と力が必要でした。
顔中から汗が吹き出して、それが目に入りとても痛かったです。もちろん化粧もおちてしまいました。
白線はマスキングテープを貼っての作業。アスファルトの上なので風が吹くとすぐ剥がれてしまいます。
スプレーペンキとかも普段使うことがないので、うっかり風下にいると顔にかかります。風上に回って吹くのですが、気まぐれな風には勝てません。
スプレーはムラになるのでローラーより難しかったですね。
でも苦労した分出来上がりはとても綺麗に見えます。
できればずっとこの状態が続いてほしいです。
滝野店の看板が新しくなりました
2023年08月15日 08:00
蓮の花
2023年06月30日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
お位牌の台座や香典袋、仏具などに蓮の花がついていますね。
蓮の花は仏教に通じる花で、
お釈迦様は「人として蓮の花のように生きるよう」にと説かれました。
蓮の花は、決して綺麗とは言えない淀んだ水の中から、自分が育つために必要な養分を吸収して花を咲かせます。
淀んだ水の色に染まることなく、本来持っている白やピンクといった綺麗な花色です。
私達が生きている日常は、苦しいことや嫌なことがたくさんあってそれから逃げることは出来ません。
そんな世界からでも、自分を成長させる事柄を吸収して立派な心を育てましょう、
自分の価値や才能を見つけ育てましょう。と説かれました。
「泥より出て泥に染まらず」
仏教徒でなくても心に刻みたい教えだと思います。
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ペットの骨をお墓に一緒に入れてほしいんですけれど…
2023年06月13日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
今日来店されたお客様が、
「長年家族だった犬が死んでしまって、ずっと一緒にいたいから骨は家に置いてます」
と言われました。
お気持ち痛いほどわかります。
子供たちに「『お母さんが死んだらこの子の骨も一緒に入れてね』と頼んでいるんです」とも言われました。
子供さんたちは「許可が必要なのでは?」と思われていて、お客様自身は「うちが建てたお墓だから大丈夫」だと思われています。
お友達の多くも「火葬してもらったけれど、ここからどうしていいのか分からないわ」と言われているそうです。
悲しいことですが、ペットと一緒にお墓に入るのは難しいです。
墓地の敷地内にペットの骨を埋葬することもできません。
詳しくは↓
ペットが死んでしまった!どうすればいい?
こちらも↓
ペットと一緒にお墓に入りたい
お手元に置いて供養される場合は、可愛い骨壺もございます。
西脇市の方は【西脇多可広域斎場 やすらぎ苑】で火葬(集合葬)をしていただけます。希望に応じて収骨ができる個別葬もあるそうです。ただし収骨は職員の方がされます。
加東市の方は【小野加東斎場 湧水苑】で火葬をしていただけますが、集合火葬のため収骨はできないそうです。
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六つの こ食 ご存じですか?
2023年03月02日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
昨日友人と出会ったときに、「こ食って知ってる?」って聞かれて、
孤食のことかなと言うと、それもあるけれど他にもっとあると言われました。
孤食
家族が不在でひとりで食事をすること
個食
家族が揃っているのに別々で食事をすること
固食
自分の好きな決まったものしか食べないこと
粉食
パンやピザ、うどんなどの粉を使った主食を好んで食べること
小食
いつも食欲がなく、少しの量しかたべないこと
濃食
加工食品などの濃い味付けのものを食べること
子供の食育のことを語られたものなのですが、大人にもあてはまりますよね。
私も4つは”こ食”です。
健康でいたいと思っていながら、つい好きな物ばかり食べてしまいます。
食事の大切さ、もう一度よく考えて改めたいと思います。
【カテゴリ】
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