よく晴れた日に

2023年06月16日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

先日、妻の祖母が他界しました。

95才。

誤嚥性肺炎でした。

晩年の数年は施設に入居していましたが、コロナ禍で面会しにくくなると認知症がすすんでしまいました。

子供たちにとっては「人との別れ」が初めてで、年に一度しか出会えなかったとは言えかなりショッキングな出来事だったようです。

お葬式は親族のみで執り行われたのものあり、涙よりも笑顔の多い理想的なお葬式でした。

そして何よりも印象的だったのが、お葬式当日これ以上ない「快晴」でした。

実は我が家はなかなかの雨家族で特に妻と長女は「超」の字がつく雨女。

妻と長女のいるところに雨雲あり。と言っても過言ではありません。

でも快晴でした。

そこで前回ご紹介した「七墓巡り」を思い出しました。

「七墓巡り」のご利益に「葬式の日が晴れる」というものがあります。

これって何気ないことですが、すごく幸せなことだと思います。

少しこじつけかもしれませんが、

「毎月お墓参りしてるおかげで、ひいばあちゃんのお葬式がいい天気で出来たんやで」

と子供たちに言いました。

話したタイミングも良かったのか神妙な面持ちで聞いていました。

すぐに忘れちゃうだろうから、頃合いを見計らって言い続けようと思います。

お墓参りのご利益に「葬式の日が晴れる」というのはステキだなと思いました。

最近の本店

2023年06月15日 08:00

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です。

本店の展示場に置かれている植物が少し増えました。

この二つの観葉植物(パキラとポトス)は私が入社したときから本店にいる先輩です。

一時元気がなく枯れそうになっていましたが、今は元気になりすくすく育っています。

このモンステラは本店に来て10カ月くらい。

最初は4枚ほどの葉でしたが、めきめきと成長中!!

そして新入りの、色鮮やかなユリと孔雀サボテン。

写真は少し前に撮ったものになるので、現在ユリは満開、孔雀サボテンは開花の時期が短くしおれたので摘み取りました。

孔雀サボテンは開花時期の短さから花言葉にも「はかない美」というのがあるそうです。

植物をあまり育てたことがないので、ネットで調べたりしながら試行錯誤しています。

今までに枯れてしまった花もありますが、毎日様子を見ていると愛着が湧き、新しい芽が出ると嬉しくなります。

育て方のアドバイスがありましたら教えて下さい。

また来年もきれいな花を咲かせてくれるようにこれからもお世話していきます。

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土葬上げ

2023年06月14日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。今回は土葬上げさせていただいた話です。

現在作業中の工事で、三田市のお墓です。山奥の墓地から寺院墓地へのお引越しです。その作業の始めに土葬上げをしました。お引越しするには、火葬が普及する前の土葬墓を掘り上げて、お骨が出たら、墓石と一緒に移動する規約になっています。

 

作業前です。3ヶ所の土葬を掘り上げます。

 

バックホウ(油圧ショベル、パワーショベル)で約2メートル掘りました。

 

平成2年没の方のお骨は出てきました。お客様にも見守っていただきました。ゲートボールの玉やカバン等が出てきて、懐かしがっておられました。

 

その他、昭和26年、昭和58年没のお骨は出てこず、土に還っておられました。お骨の代わりに土を取っていただき、寺院墓地へ持って行きます。

 

お引越しする五輪塔からはご先祖様の戒名が書いてある銅板が出てきました。

 

 

穴を埋め戻し、最後に真砂土で仕上げて土葬上げは終了です。この後、お引越し作業を進めさせていただきます。

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは滝野店事務スタッフです。

 

今日来店されたお客様が、

「長年家族だった犬が死んでしまって、ずっと一緒にいたいから骨は家に置いてます」

と言われました。

お気持ち痛いほどわかります。

 

子供たちに「『お母さんが死んだらこの子の骨も一緒に入れてね』と頼んでいるんです」とも言われました。

子供さんたちは「許可が必要なのでは?」と思われていて、お客様自身は「うちが建てたお墓だから大丈夫」だと思われています。

お友達の多くも「火葬してもらったけれど、ここからどうしていいのか分からないわ」と言われているそうです。

 

悲しいことですが、ペットと一緒にお墓に入るのは難しいです。

墓地の敷地内にペットの骨を埋葬することもできません。

詳しくは↓
ペットが死んでしまった!どうすればいい?

こちらも↓
ペットと一緒にお墓に入りたい

 

お手元に置いて供養される場合は、可愛い骨壺もございます。

西脇市の方は【西脇多可広域斎場 やすらぎ苑】で火葬(集合葬)をしていただけます。希望に応じて収骨ができる個別葬もあるそうです。ただし収骨は職員の方がされます。

加東市の方は【小野加東斎場 湧水苑】で火葬をしていただけますが、集合火葬のため収骨はできないそうです。

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丹波で樹木葬

2023年06月12日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

丹波市山南町にお墓をお持ちの方が、丹波篠山市のお寺にある樹木葬(小さなお墓)に移られました。

ご自分の代で最後になるので、この永代供養付きの樹木葬でこれから供養する事を決められました。

村墓地の坂の上にお墓があります。

閉眼供養の様子

樹木葬(小さなお墓)

ご納骨の様子

良いお手伝いが出来ました。

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お墓掃除も手間いらず

2023年06月09日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

今回はファイバーレジン施工のご紹介です。

多可町の山際の墓地で木が生い茂っている場所にあり、桧葉(ヒバ)の影響を受けて掃除に手間がかかるとのことでした。

細かい葉が玉砂利と混ざり合って大変ですよね。こうなると、ホウキで掃いても取れずお墓掃除もほぼ出来ません。

ファイバーレジンは防草に効力を発揮するだけではありません。

これで掃き掃除やブロアーで吹くだけで桧葉対策は可能です。

こういった手間を少しずつでも軽くしていくことで、お墓参りや墓守りもしやすくなります。

どっちに向けて建てればいい

2023年06月08日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、丹波篠山市犬飼のお客様をご紹介いたします。

「敷地が角にあるので、どっちに向けて建てる方がいいのか」と悩まれていました。

工事前の写真をご覧ください。

線で囲ったところ、ちょうど列が交わっている場所だったので、お墓の向きを手前の列に合わせるのか、奥に向かっての列に合わせるのか悩まれていました。どちらにしても、お参りしやすくして欲しいとのご希望でした。

それと「笹の葉が大量に降り注いでくるので、その対策をしてほしい」とのことでした。

 

こちらが完成したお墓です。

建てる向きに関しては、奥に向かっての列に合わせました。外柵は、敷地いっぱい使わずに前面はファイバーレジンを施し、通路と拝み場を兼ねて人が余裕を持って通れるようにしました。

横の通路もコンクリートで舗装しています。

また、お墓自体を石の板の上に建て土の部分を無くすことで、草も生えませんし落ち葉の掃除も楽になります。

お客様からは「左右どちらからも入れるし、草や笹の心配もない。いいお墓になった」と喜んでいただきました。

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森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

先日、全国石製品協同組合さんの「墓石の建立についてのアンケート調査」がございました。

 

調査対象:全国30才以上の男女

調査期間:2023年1月1日~31日

調査方法:インターネット調査

有効サンプル数:683名

 

Q1.あなたがお墓を建立するとしたら、どんな石材を選びますか?

設問がこういった視点なのかと感心しました。

確かに一般の方には石はこんな風に見えているのかもしれません。

若干、光沢を重視する方は多いものの、見た目、耐久性、ブランドはいい勝負です。

 

光沢や耐久性については、時間軸により大きく変わることでしょう。

例えば、50年ぐらいで見るのか200年で見るのかでは、選ぶ基準も変わってきます。

光沢は50年も経てばかなりさめてしまうでしょう。

石によって磨き直すことで生まれ変わるレベルが違います

このあたりは私たちの経験でしか言えません。

 

耐久性については200年も経てば大きく違うことでしょう。

このあたりは、国産ブランド石であれば200年以上のものも確認できます。

但し、200年前のものは磨かれていませんので、たたき仕上げのものを確認することになります。

 

 

Q2.墓石に彫る文字は、どんな字体であると良いと思いますか?

とてもおもしろい質問です。

パソコン文字が多いのは、石屋の立場から見れば微妙です。

なぜなら、毎日お墓の文字を見ている私たちにとっては、パソコンのフォントは一番彫りにくい文字だからです。

実は自然なバランスに作るのもパソコンフォントは難しいです。

 

面白いのはこのパソコン文字の性別・年代別の支持率です。

男性63.7% 女性52.6%

男性の方がパソコンフォントの支持が高いです。

女性はむしろ書家の文字の支持が高いです。

 

年代別では、

30代46.2%

40代59.1%

50代56.7%

60代64.3%

70代68.1%

年代が上がるに連れ、パソコンフォントの支持が高いようです。

イメージでは年代が上がるに連れ、お寺さんや書家に書いてほしいのかとも思っておりました。

しかし書家については、若い年代ほど支持が高くなっています。

自分で書いた文字も若い年代ほど高ポイントです。

 

いかがでしたでしょうか?

今のお墓の文字はほとんどが書家の方が書かれた文字です。

パソコンフォントの楷書や行書に見えるかもしれませんが、似て非なるものです。

ご自身で書かれた文字を使われる方は時々おられますがいいものです。

なぜなら、ご自分の名前って、その人が一番たくさん書いているものです。

みなさんキレイに書かれます。

もしこれからお墓を建てようと思う方は、ぜひ自分の名前はご自身で書かれることをおすすめします。

 

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童のおもひで

2023年06月06日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、たんば篠山店の上山です。

丹波篠山市で句碑を建立しました。子供の頃の思い出を俳句にしたため、石に刻まれました。


岩さんの
   石橋憩う
      どじょうけむり

お客様にお話を伺うと「岩蔵という私の曾爺さんが昔、平たい大きな石を家の横にある溝の橋渡しにするため裏山から持ち帰った。昔のことやからエンジン付きの運搬車など無い時代に、ソリのようなものに乗せて汗だくになりながら山から運んできたのを子供の頃の記憶で覚えている」とのこと。

曾孫が溝に落ちたら大変と思い、苦心して運ばれたのでしょう。

岩蔵さんが渡した石橋の下で、人が通るたびにドジョウが砂煙を起こしているほのぼのとした様子が目に浮かびます。

天国から曾お爺様の「覚えてくれていて良いのを造ってくれたなぁ」という声が聞こえてくるようです。

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小林道明氏の作品

2023年06月05日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

5年ぶりに愛知県岡崎市に行ってきました。

私が19歳から4年間修業をさせてもらったところです。

 

今回は、小林石佛やの小林道明氏の作品購入のためです。

弊社はこの秋にギャラリーを作る計画をしています。

その中に小林氏の作品をいくつか展示したいと考えております。

 

小林道明氏は日本を代表する石彫刻師であり、これまでもお地蔵様など作っていただいてました。

もうかなりご高齢のため仕事をお辞めになるとの事でした。

まず目に留まったのが、「延命地蔵尊」です。

まるで生きておられる様に作られています。

小林氏の作品は全て「牛岩青石」が使われています。

やはりこの石じゃないと目の表情は出せないと言われていました。

そしてもう一つは「わらべ観音」です。

なんと妻が一目惚れをして購入を決めました。

まだまだございますが、弊社のギャラリーが完成したらカッコよく展示をしますので、その際は見に来てくださいませ。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く