納骨できなかったお墓

2022年10月17日 08:08

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

今回はお墓に納骨できるようにさせていただきました。

大正時代に建てられたお墓です。

その時代、どれくらいの費用と人の手がかかったのかなと思ってしまうくらい立派なお墓です。

正面に大きな「代々墓」はありますが、その時代は土葬でしたので、納骨できるようには建てられていませんでした。

 

時代は流れ、地震や地盤の事もあり、土台はかなりずれていました。

 

応急措置として、隙間を埋めました。

 

「代々墓」の前に火葬されたご家族が入っていただく納骨場所(カロート)を作らせていただきました。

上に乗っているのは、香炉です。

 

左側に先代の夫婦墓を建てました。

依頼者様からの戒名は、その横の霊標に彫刻するようになります。

お骨は同じカロートに納めさせていただきます。

 

既存のご先祖様のお墓15カ所にひとつずつですが、花立を設けました。

 

お客様だけではなく、ご親戚の方々にも喜んでもらえホッとしました。

【カテゴリ】

3年ぶりの獅子

2022年10月14日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

滝野店事務スタッフです。

滝野店に3年ぶりに獅子が来てくれました。

 

コロナ渦にあって今年も自粛かと思っていたら朝早くから笛の音が。

この地域で昔からの秋祭りの行事で、朝早くから一軒一軒訪ねて玄関先で舞ってくれます。

舞を踊る人はいるのですが、笛を吹ける人が少なくなって、一時は存続も危なかったことも。

獅子に頭を噛んでもらうと、厄除けと頭が良くなる!と言われています。

お願いしようかなと思ったのですが写真を撮るので精一杯でした。

 

伝統あるお祭りなのでこれからも続いていってほしいです。

自動ドアを解除し忘れていたので上手く写真が撮れなかったのがとても残念です。

【カテゴリ】

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

お客様の声を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

2018年の西日本豪雨災害により、災害にあわれました。墓地の整備も進み、墓石建立の運びとなられました。

転圧(地盤を締め固めます)

鉄筋入りベタ基礎ベースの完成

舞台の完成と納骨堂

完成

お客様の声

Sさま有り難うございました。

今後とも宜しくお願い致します。

落ち着いた仏具

2022年10月12日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

以前仏具を納めさせて頂きました中のモダンな掛軸「スタンド掛軸」のご紹介です。

従来の掛軸は造りつけのお仏壇に吊り下げるものが一般的で主流でした。

見慣れた掛軸はこのようなご本尊様ですよね。

しかし近頃はお仏壇の形や大きさ、置き場所の変化によってこのような大きな掛軸は難しくなってきました。

そこで納めさせて頂いたのがこちら

クリスタルスタンドです。枠部分はアクリルを使用し台の部分は無垢の木です。

こちらのメーカーの商品は大きさ(高さ)16㎝~27㎝の3種類で台の種類は2種類です。

もちろん各宗派の設定がございます。

納めさせて頂いたものはダーク色の台(ウォールナット)でとても落ち着いた感じになりました。

これに具足(香炉や花立、ローソク立など)もクリスタルで合わせるとより引き立ちますね。

【カテゴリ】

台風の後はご注意ください

2022年10月11日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

今回のご紹介は、台風で倒れた塔婆立てを修復するお話しです。

丹波篠山市のお寺の墓地で、ご住職から塔婆立てが倒れているので直して欲しいとご依頼を受けました。

石の塔婆立てだけをみるとすごくしっかりとしています。

風なんかで倒れるのか?と思われるかもしれませんが、塔婆立てに塔婆を立てると風を受ける面積が大きくなり、意外と倒れやすいのです。

台風が通り過ぎた後、お墓を見に行くと塔婆立てが倒れている姿をよく見かけます。

 

今回の工事では、コンクリートで地盤と固め、塔婆立てとコンクリートが一体になるように施工しました。

以前はボンドだけで接着していた部材と部材の繋ぎ目にピンを入れ、外れないように固定しました。

「これで倒れる心配も無くなった」と喜んで頂きました。

【カテゴリ】

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

先日、建築石材アドバイザーの資格試験に挑戦してまいりました。

私が受験しましたのは一般の部です。

 

受験要項がこれです。

すでにこの資格をお持ちの方に話を聞きますと、

「まあ一般だったらねえ・・」と落ちるとマズイような発言が。

と言いつつも、「勉強はしてないと落ちるよ!」と十分に釘を刺されました。

 

この建築アドバイザー試験ですが、一般はテキストや資料の持ち込みありとなっています。

しかし90分で100問です。いちいち調べている時間はありません。

テキストにどのようなことが載っているかを把握する必要はあります。

ということで、それなりに勉強をしました。

私は試験にこの2冊を持って挑みました。

この原色石材大辞典は現物の石材がかなりリアルに写っています。

 

ちなみに上級であるシニアアドバイザーはテキスト持ち込みなし。

さらに問題も難しくなるようで、こちらはさすがに難関です。

お墓ディレクターも一級はかなり難しいですので、上級ともなるとプロなんだろうなあと感じてしまいます。

 

当社の仕事は墓石がメインです。ですから建築石材は依頼があれば対応していました。

いままで曖昧な知識のまま現場で対応していたんだなあと改めて感じました。

ひとつひとつの言葉の定義はとても大事です。

今回勉強する中で、曖昧にしていたことがハッキリさせることができて良かったです。

 

例えば階段の石、無垢の石の場合には奥行き部分を上段が飲み込む形になります。

しかし踏み面と分割の場合には、蹴込の石が下に飲み込まれます。

こんなことも先方の図面を見て対応しているだけで知りませんでした。

↓↓↓↓私のテキストへの書き込みです。

 

大理石の扱いも、私たち墓石店にとっては分かっていないことばかりです。

ビアンコカラーラとトラバーチンが根本的に違う石だというのを知って、石屋として知らないことばかりだなあと思った次第です。

ビアンコカラーラは大理石、トラバーチンは石灰岩だったのですね。

 

さて肝心の試験の結果ですが・・・、一ヶ月以内に通知がされるようです。

なんとか合格していますように。

【カテゴリ】

22才の旅立ち

2022年10月06日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、たんば篠山店の上山です。

お客様から連絡がありました。「納骨をしたいのですが、お手伝いをお願いできますか?」

このお客様は8年前に息子さんを亡くされて、2年前にお墓を建てるお手伝いをしていました。

2年前には「お墓を建ててしまったら息子が遠い所へ行ってしまうような気がして、でもこのままで良いのか」とずっと悩んでおられ、お骨は仏壇でお祀りされていました。

いざ、お墓が完成してもまだ迷われていましたが、「建碑式で家族全員でお墓に巻かれた白布をほどき真っさらのお墓が現れた時、自然と涙が出て無意識にお墓を撫ぜていました。安堵したんです。」

「こんな気持ちになるなんて思いませんでした。不思議でした。これで安心して死ねると思ったのか…私も夫も必ず息子の所に行けると安心したのでしょうか。」その時はそんなお気持ちだったようです。

ご納骨の後にお話伺うと「14歳で亡くなり8年が過ぎました。いま元気でいれば22才になります。同級生の友達だった子供達も大学卒業して社会人として旅立って行く年になって…まだ寂しい気持ちもありますが決めました。」

お骨を骨壺から晒し袋に移し替えて納骨するまでの間ずっと撫ぜておられたのが印象に残っています。

末永くお祀りくださいませ。

神社の改修工事完成

2022年10月05日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

ここ3ヶ月神社の工事内容を紹介しましたが、9月末に何とか完成しました。

9月に入ってから雨が結構多かったので思うように工事が進まず焦りもありましたが、技術部が休み返上で頑張ってくれたお陰で無事に竣工することが出来ました。

先ずは、神田神社(こうだじんじゃ)の紹介です。

最初は写真の状態で、階段の左右もブロック塀、階段の段差も高くて上りにくい状態。夏場は草が伸びて管理も大変でした。

ブロック塀から玉垣に変更して、神社らしくなりました。

また階段もステップ高を16㎝と低く設置し、入口まで石畳の参道にしました。

写真ではわかりませんが、階段の両サイドに水路も設置しています。

以前は手水舎が階段の途中に設置してありましたが、これを階段を登りきったところに移設。

「手水舎が景観にマッチするように」とお施主様のご意向もあり、解体をした石段を使って設置しました。

水が出ている口は立杭焼きで制作。この場所の土も使って焼かれているので、モダンな感じで仕上がりました。

次回は、味淵神社ビフォーアフターをご紹介します。

【カテゴリ】

石の色

2022年10月04日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは、本店スタッフです。

みなさま、PANTONE(パントン)をご存知ですか?

世界共通の色見本帳です。それぞれの色に番号が付いていますので、例えば何か発注をする際に「パントンの何番」といえば、この色だとずばり伝わると言うわけです。

これが、番号の他に色名も付いておりまして、なにか石材にまつわる色は無いか。『stone』縛りにすると数が多そうなので、『Granite/御影石』で探してみました。

※残念ながら手元にパントン現物が無く、ディスプレイの色と比べているので誤差があります。ご了承ください。

■Granite Gray

やはりグレーはありましたね。予想では白御影石系の薄いグレーを想像していましたが濃いです。

実物の石で言うならバイオレットブルー…?

■Granite Green

落ち着いた色目のグリーンです。2022年のトレンドカラー「Very Peri」と相性の良い色として取り上げられています。

■Blue Granite

これもまた絶妙な色ですね。バハマブルーでどうでしょう。

■Brown Granite

こちらのブラウンは、2019年の春夏シーズンの注目色として取り上げられていたようです。

茶色の石で真っ先にうかんだクリスタルブラウンと悩みましたがちょっとスモーキーな感じが伊達冠石っぽいかなぁと思ったのでこちらで。

 

以上、四点がGraniteカラーでした(他にもあったらすみません)

御影石は色んな色が混ざっているので「ずばりこの色!」と特定するのは難しいですが、石の色をパントンに置き換えることによって、相性の良い色の組み合わせ・カラーパレットなどを知ることもできます。

そういった情報もお墓づくりのなにか参考になったらいいなぁと思いました。

【カテゴリ】

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

最近の住宅事情に合わせて仏壇も小さいものも多くなってきました。

しかしながら、お線香やロウソクを使うのは大きい仏壇とは変わりません。

仏壇の中が狭く、火が付いたお線香を倒してしまうかもしれません。

そんな時の防火対策として、「上置用経敷」というのがあります。

難燃加工なので、もしもの時にも安心ですね。

敷くとこんな感じです。

仏壇の中も明るくなり、仏具の傷からも防げるので一石二鳥ですね。

柄やサイズもいろいろとあります。

【カテゴリ】

1 42 43 44 45 46 240

お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く