滝野店の中村です。
今回担当させて頂いたお客様のご依頼は古い先祖の墓を撤去して、新たに代々墓を建てることでした。
お墓を見せて頂くと外柵に傾きが見られました。
せっかくお墓を建てても土台が傾いていてはいけないので、外柵も一度解体して基礎ベースからやり直しました。
墓石、外柵を撤去してしっかりと転圧していきます。
ベタ基礎でコンクリートを打設していきます。
そして完成がこちらです。
お墓が綺麗になったと大変喜んで頂きました。
2022年09月30日 08:00
滝野店の中村です。
今回担当させて頂いたお客様のご依頼は古い先祖の墓を撤去して、新たに代々墓を建てることでした。
お墓を見せて頂くと外柵に傾きが見られました。
せっかくお墓を建てても土台が傾いていてはいけないので、外柵も一度解体して基礎ベースからやり直しました。
墓石、外柵を撤去してしっかりと転圧していきます。
ベタ基礎でコンクリートを打設していきます。
そして完成がこちらです。
お墓が綺麗になったと大変喜んで頂きました。
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2022年09月29日 08:00
こんにちは、滝野店の河合です。
以前に2件同時に防草工事と玉砂利の入れ替えをさせて頂いたので、ご紹介します。
きっかけは親戚2件同時で追加彫刻のご依頼を頂いた際にリフォーム提案させて頂いた事でした。
当社おなじみのファイバーレジンも検討頂きましたが、防草はしたいが前の雰囲気も残したい、との事で
今回は玉砂利の交換と下地のコンクリート舗装を提案させて頂きました。
こちらが施工前です。こまめにお参りされ草引きされているそうですが、周囲は山や田んぼに囲まれており草の種が飛んでくるので引いてもすぐ草が生えて大変!腰痛い!との事。
以前の玉砂利と下の土を職人さんが手作業ですき取った後、コンクリート舗装します。
「コンクリートで塞いでもたらご先祖さんが息出来へんやん!」と仰られる方も居るかと思いますが、大丈夫です。水抜き用の穴を複数確保します。
キレイに均されたコンクリート面は何か気持ち良いですね!ちょっと触ってみたくなります…。
最後は玉砂利を入れて完成です。手前と奥で違う色の玉砂利にしています。2件とも同様に工事させて頂きました。
お客様からは草引きの負担が減って助かった!玉砂利も新しくなって気持ち良い!と仰って頂けました。
良いお手伝いが出来ました。
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2022年09月28日 08:30
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2022年09月27日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。
7月のブログにお性根抜き(抜魂)とお性根入れ(入魂)のお手伝いの事を書きましたが、続けてご依頼をいただきました。
前回と同じで、遠方にお住まいのご高齢のお客様で、すぐにお墓にお越しいただけない方でした。
作業前です。霊標に追加彫刻をさせていただくのですが、ご覧の通り彫刻でいっぱいになっています。
まず、お性根抜き(抜魂)のお手伝いをさせていただきました
代々墓の正面梵字を入れました。その他洗浄や色入れをさせていただきました。
作業全て完了しましたので、お性根入れ(入魂)していただきました。
ご覧の通り、裏面に彫刻してひっくり返しました。新しい故人様が前になるようにしました。その方が、お客様からは近しい方ですので。
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2022年09月26日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
先日台風の後にお墓参りに行きました。
きっと葉っぱがたくさん落ちているだろうなと思い、いつもよりゴミ袋を多めに持って出かけました。
思った通り葉っぱと木の枝が散乱していて、もう拾うだけで腰が痛くなってしまいました(笑)
けれど、雨もたくさん降った後だったので墓石を洗うにはちょうど良かったかな。そんなに力を入れて拭かなくてもきれいになりました。きっと父も喜んでくれたと思います。
店頭に来られたお客様にも時々聞かれるのですが、墓石は基本水洗いです。
使い古したタオルや、柔らかいスポンジで丁寧に汚れを落とします。落ちないからと言って亀の子たわしの様な毛の硬いもので洗ってはダメです。
なかなか落ちない水垢やくすみなどにはこちらのパッドやクロスがとても便利です。
ご洗浄さま:お墓掃除専用のパッド。超微粒子人造ダイヤモンド配合で、表面の汚れが取り除かれて石本来の光沢が戻ります。
お墓ふき:大判サイズクロス。水だけで簡単に汚れが落ちる特殊化学繊維でできていて、水アカ・コケとりに最適。
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2022年09月22日 08:00
本店の中道です。
先日、60tクレーンを使っての墓石撤去のお仕事をさせて頂きました。
この墓石は、弊社の初代 森田藤四郎が 現地で寝泊まりをしながら文字の彫刻(もちろん手彫り)をしたお墓で、
元々山の中にあったのですが、30年程前に地区の霊園が出来て移設しておりました。
この時の移設工事も弊社でさせて頂いております。
このお客様は関東の方にお住まいで、すでに高野山に永代供養されています。
今は亡き先代のかつての要望で、先代が亡くなられた後は墓石の整理をしてほしいと言われていたそうです。
↓施工前
↓クレーン作業(竿石の重量は3tあります)
↓外柵の撤去
↓区画の中入れ(真砂土)
↓防草シート仕上げ
良いお手伝いが出来ました。
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2022年09月20日 08:00
こんにちは。たんば篠山店の園中です。
今回は、お墓の傾きを直したお客様をご紹介致します。
当初は、お墓が1基傾いているのでそれだけを直して欲しいとのご依頼でした。
しかし、現場を確認し再度お話を伺うと
「お墓を建ててからもう30年以上も過ぎているので、直せる所は直したい」
とのことでした。
そこで、30年前にはなかった地震対策の免震施工や、防草対策のファイバーレジンをお勧めしました。
また、その他にも気になった所もありましたので、その修繕をご提案しご依頼いただきました。
こちらがリフォーム後のお墓です。↓
お客様からは、
「お墓が傾いていることだけが気になっていましたが、自分達が気付いてなかった古い鋳物の花筒を新しくステンレス花筒に替える加工や、お墓の洗浄・家紋の色を入れ直しなどをしてお墓が新しく蘇った様に感じました。これからは草刈りの心配もなく、お彼岸前にスッキリとしたお墓になった」
と喜んで頂きました。
2022年09月16日 08:00
仕入れ担当の森田です。
最近は円安の影響もあり、輸入品の価格は驚くようなことになっています。
私みたいな立場とすれば、「これは国内でやったほうがいいんじゃない?」と思うこともしばしばございます。
そんな商品のひとつにお地蔵様がございます。
たとえ価格差があっても日本のお地蔵様はいい感じなのに、いまでは割安感すら覚えます。
今日はお地蔵様についてお話したいと思います。
お地蔵様とは
愛らしい穏やかな表情をされているのがお地蔵様です。
お地蔵様は地蔵菩薩といわれ菩薩様なのです。
菩薩さまとは、有名どころでは観音菩薩、文殊菩薩、弥勒菩薩などおられます。
悟りを求める衆生という意味らしいのですが、ブッダが悟りを開く前の状態としてかなり偉い方にあたります。
そんな菩薩であるお地蔵様は子供の供養によく用いられます。
その理由は有名な賽の河原の話になります。
『仏教では、親より先に死んでしまった子供は、
親不孝をした罪となり賽の河原で石を積まなければなりません。
親を思いながら、徳を積むために一つずつ石を積みます。
しかし、その石積みを鬼が崩して邪魔をしてきます。
そこへお地蔵様が現れて子供たちを救ってくれるのだそうです。』
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いちばん大事なのは顔
お地蔵さんには限りませんが、仏像でいちばん大切なのは顔です。
特にお地蔵様は優しく穏やかな表情がいいですね。見ているこちらも癒やされます。
そして顔はつくり手により特徴が出ます。
日本の職人さんの技がすごい
現在、日本のお墓に建っているお地蔵様のかなりの数が中国製品です。
理由は価格が安かったからです。
もちろん技術もそれなりですから、広まるのも当然です。
弊社も例外ではなく、多くの中国製のお地蔵様を納めてきました。
しかし、国産のお地蔵様と比較するとその違いは歴然とあります。
最も大きな違いは仕事の丁寧さです。
日本の職人の仕事は細部まで手が入っています。
上の写真は有名な方の作品です。本当に見ごとな技術です。
それは見るだけではなく触ってみると明らかです。
何とも言えない手触りはいい仕事の証です。
また頬の滑らかさ、表情の深さも違います。
素材とひと手間
日本の職人さんは実に色んな素材でお地蔵様をつくられます。
たとえば「石んこ地蔵」で有名な平泉さんは、かわいい表情はもちろん独特な色付けをされます。
また和泉石など昔から日本で採れた砂岩質の石で加工されたものは、目が細いので細やかな加工が特徴です。
あと自然の石の肌をそのまま活かした伊達冠石も魅力的です。
中国の物価高、円安で差は小さく
冒頭にも申し上げましたが、中国製品と日本製品の価格差のお話をしました。
そしてそれが今ゆらいでいます。
人件費の高騰と円安の影響でその差は縮まってきました。
いよいよ、品質と価格のバランスでは日本製品に軍配が上がると私は思っています。
まとめ
今回はお地蔵様について少し書いてみました。
お地蔵様に限らず、灯籠・狛犬・観音様など、どれをとっても日本の技術は素晴らしいと思っています。
もちろん海外の加工も素晴らしいものはたくさんあります。
しかし、私たちが見慣れた感覚のようなものにピタっと当てはまるのは日本の職人さんの仕事が多いように思います。
長らく国産の加工が減っていったこともあり、職人さんの人数も少なくなってきています。
今後もこの技術が継承されますようにと願うばかりです。
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2022年09月15日 12:21