お盆にはきれいなお墓で

2022年08月31日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

こんにちは、篠山店の園中です。

今回は、お盆に間に合うようにお墓そうじをさせていただきました2軒をご紹介致します。

1軒目は、自然石で建てていただいたお墓です。

お客様は大阪にご在住の方でご自宅から墓地までが遠く、またお墓参りには行けても掃除まで行う時間が取れないと言うことで毎年お盆前にお墓そうじのご依頼を受けています。

お墓の前にも草が元気に育っていました。

ちょっとした隙間でも生えてくる厄介ものです。

こちらが掃除後のお墓です。

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もう1軒は村の墓地前に並ぶ軍人碑の1基です。

こちらのお客様は家からお墓までの距離も近く、今まではお盆前には必ずご自身で掃除をされていたのですが、お歳を召されたこともあり、そうじを一人でするのが難しくなったと言うことでご依頼を受けました。

花立・水鉢まわりです。黒ずみが取れて石本来の色に戻りました。

2軒ともお盆に間に合い、ご先祖様をきれいなお墓で迎えることが出来ると喜んでいただきました。

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古いお墓の文字を読む勉強会

2022年08月30日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

先日、日本石材産業協会の大阪府支部主催の勉強会に参加しました。

 

勉強会のタイトルは、

実践・墓石解読法 ~考古学から見た近世の墓石~

講師は朽木量先生。

千葉商科大学政策情報学部の学部長をされています。

専門は考古学で私たちとは違う観点からお墓を見ておられます。

なかなかのお墓好きぶりで、お話を聞いていてとても楽しかったです。

テレビ大阪の「お墓から見た日本」にご出演もされています。

残念ながら私の住んでいる地域はテレビ大阪が映らないのですが、Youtubeでも見れるようです。

ぜひ見てみようと思います。

 

例えば、「文政四天」と書かれているとします。

この場合「天」は「年」と同じ意味で使われています。

他にも年と同じ意味で使われる漢字はたくさんあります。

「季」「暦」「歳」「稔」「載」「祀」などがあるそうです。

 

お墓では見たことがない漢字に出会うこともしばしばあります。

そんな漢字でも、漢字の部首とつくりが左右逆になっているもの。

上下に並んでいるもの。意味は同じで別の形になっているもの。

つくりだけが外に出たもの。似たような形・・・。

読み方のコツを知っていれば、ある程度のものは読めるなあと思いました。

 

石の年代を調べるのに年号は大切ですが、干支で表現されている場合も多くあります。

そんなときの早見表もいただきました。

明日から古い石造物を見るのが楽しみになってきました。

当日の資料です。

一番右のDVDは別途購入いたしました。

丹波篠山市の優良墓地

2022年08月29日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、たんば篠山店の上山です。

昨日、お伺いしたお寺様の境内墓地の風景です。

お盆明けのこの日はお参りの人もなく静かな佇まいでした。

墓地も広く檀家様の多いお寺様ですが、感心したのはゴミの分別と整理整頓です。

とても行き届いており気持ちの良い墓地です。


お寺様がルールを作り、お参りの皆様がそのルールを守っていく。

理想的な墓地です。

 

弊社も現在、全社一丸となって「掃除と整理整頓」に力を入れて活動しております。

「使ったものは元の位置に戻す」

「次に使う人のことを考えて使う」

「混ぜればゴミ、分ければ資源」

当たり前のことが当たり前に出来るって、カッコいいと思いませんか。

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野面積み

2022年08月26日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

只今、大きな神社の改修工事をしているのですが、役員様から

『隣にある「お稲荷さん」をお祀りしている小宮さんを見栄え良く直してほしい』

とのご要望がありました。

周りの石はガタガタになっていて、後ろ側は石も崩れて土が流れ落ちてくる状態でした。

弊社の一番石積みが上手な職人が野面積み工法で土留を作りました。

新しい石は使っていないので、とても自然な仕上がりになりました。

野面積みは規格の石ではないので、センスが問われる仕事です。

積みながら「この石は、ここに使って欲しがってるな」と石と会話しながら積みます。

積むポイントは「四つ角をつくらない」「大きな石と小さな石をバランスよく使う」などなど。

役員様にも大変喜ばれました。

8月27日は仏壇の日

2022年08月25日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは。本店スタッフです。

みなさんへお送りしているニューズレターの表紙に毎回「今日は何の日」というコーナーを設けており、その月の記念日を探してご紹介しています。

これが、有名すぎると面白みにかけるし、趣味に走り過ぎたりマイナーすぎてもピンとこないですから、いい具合の記念日を探すのに地味に苦労しています。

さて、数ある記念日の中に「仏壇の日」という記念日があります。しかも「毎月27日」ということで、年に12回も。

もともとは3月27日が仏壇の日だったのですが、だんだんと拡大していって毎月になったそうです。

この3月27日が何の日かというと西暦685年3月27日に 天武天皇が「諸國(くにぐに)の家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り、即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」との詔を出し、これ以来「仏壇」を拝むようになったとされています。

そのことにちなんで制定されました(ただし、その頃は貴族や役人などごく一部の人だけが祀っていて、庶民にも普及するのは江戸時代に幕府が仏教政策を行うようになってからです)

仏壇の日だから、特にこれをしましょう!という決まりはありませんが、普段できていないお掃除をしたりご先祖様を思うきっかけになれば良いなと思います。

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追記。前回のブログで「お盆とうろう」のことをお話しましたが、その後無事入手できました。

他の方の写真ではブドウやナスなど食品のモチーフが多かったのですが、私のところへやってきたものは鐘や手桶などのモチーフばかりでした。

しばらくこうして飾っておこうと思います。

「おりん」の音色

2022年08月24日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店山崎です。

夏休みもあと少しですね。

例年のことながら我が家の息子は今年も終盤に焦って宿題を片付けています((+_+))

8月も残りわずかですが、まだ暑い日が続きます。

体調に気をつけて夏を乗り越えましょう♪

さて、今日は「おりん」の話です。

おりん、といってもいろいろな大きさ、形があり、それによって音が異なります。

20190422_rin02.JPG

小さくても響きが良いもの。

20190422_rin03.JPG

しっかり厚みがあり響きが長く続くもの。

20190422_rin04.JPG

お寺にありそうな、大きめの大徳寺りん。ゴーンと低音で響きます。

同じ形でも大きさによって音が違います。

りんの音は、心を静め、邪気を払い、仏様やご先祖様をお招きする。といわれています。

耳心地がよく、響きが続くものを。ぜひ確かめてお選びいただければと思います。

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お客様の声(多可町原田様)

2022年08月23日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

原田様より大変ありがたいお言葉を頂戴したのでご紹介します。

墓石は滝野店では密かなブームにもなっている当社オリジナル墓石「如来型」です。

 

如来型はお客様の声をもと生まれた森田石材店オリジナルの墓石です。

丸みが特徴のフォルムは如来様のような優しい雰囲気の墓石になっております。

墓石上台には如来堂を設置。御本尊や写経、形見の品を安置することができます。

低く安定した花立ては、最近増えている動物や自然災害よる破損を防ぎます。

また標準装備として雨に強い屋形香炉、ご供養に必要な不可欠なロウソク立て、更には墓石全体の安定を保つ一枚板がついています。

原田様ありがとうございました。

掃除しやすくシンプルで

2022年08月22日 08:00

河合 邦彦
河合 邦彦

滝野店の河合です。

少し前、姫路のとある墓地でお墓の建立をさせて頂きました。

お父様が亡くなられ、奥様と息子さんからの依頼でした。

 

石は息子さんが濃いめの色がお好みとの事。

形は周りと合わせて、お参りと掃除がしやすいようにシンプルな形で。

亡くなられたお父様は機械職人で寡黙な方だった等、色々話伺いながら打ち合わせを重ねていきました。

 

当社に来られる前に別の石材店にも足を運ばれてましたが、施工内容の確かさ・免震・アフターフォローの手厚さ・誠意を感じれるかといった面で当社を選んでいただきました。

ありがたい事です。気持ちが引き締まります。

基礎は勿論しっかり職人さんがしてくれてますので安心です。

外柵や玉垣を組んでいきます。

区画の後ろに生垣と傾斜があり、落ち葉や砂が落ちて来るので玉垣を土止めにし敢えて柱の無い形にしました。

仕上げはファイバーレジンを選択して頂いてます。

完成し開眼式も執り行いました。

偶然にも完成したのがお父様の誕生日の数日前で、

「お父さんの誕生日プレゼントになったわ」と喜んで頂けました。

開眼式当日も親類の皆様と、良いのが出来て良かったね、と話されてました。

先輩方にも助けて頂きながらですが、良いお手伝いが出来たと思います。

文字が浮かぶお線香!?

2022年08月19日 08:00

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です。

今日は少し変わったお線香を紹介したいと思います。

それがこちらの『経文香』と呼ばれているお線香。

初めて見たときはお線香と気づきませんでした。

『経文香』は燃え尽きた灰の中に箱に書いてある文字が浮かび上がるお線香で、燃え尽きるとこんな感じになります。

お経を唱えたようなありがたい気持ちになります。

宗派によって少し違いがあります。

  • 南無釈迦牟尼佛 →曹洞宗・臨済宗
  • 南無阿弥陀仏  →浄土宗・浄土真宗・天台宗
  • 南無大師偏照金剛→真言宗
  • 南無妙法蓮華経 →日蓮宗
  • 先祖代々供養  →共通

と色んな種類の経文香があります。

たまにはいつもと違ったお線香をと、思われる方は是非使ってみてください。

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霊標の文字の色を変えました

2022年08月18日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

今回はリフォーム工事をさせていただいたお墓のお話です。

 

リフォーム工事の一環で、霊標(宗旨によって法名碑や別名で戒名板などと言う事もあります)の色の変更をさせていただきました。

 

他社で建てられたお墓で、戒名(この宗旨では法名と言います)等の彫刻色が白になっています。

最初はキレイだったと思いますが、時間が経つと白色は見えにくくなっていきます。

当社も白色で入れる時もありますが、このようなグレー系の石種の場合は黒色を入れます。

 

作業後です。黒色にしましたので、くっきり見やすくなったと思います。

標題(「○○家之法名碑」の部分です)は、引き続き白色のままで、色の入れ直しをさせていただきました。

 

防草対策の「ファイバーレジン施工」もさせていただきました。

 

古いご先祖様の石は撤去して、霊標の位置を変更しています。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く