大事な石を残しました

2022年06月01日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

今回はお墓建立のお話です。

今ある敷地が広いので、約半分の敷地に変更して、皆さんが入ってもらえる代々墓を建てさせていただきました。

手前の軍人碑から約6mの間口がありました。これを約半分くらいの敷地に変更します。

今ある土台(巻石)をカットして再利用します。

そしてこの石を置いてほしいとのお話がありました。

墓地近くの、土葬墓にこの石はありました。

思い入れがおありで、代々墓の後ろに置いてほしいとのご要望でした。

余った敷地はコンクリート舗装して草が生えないようにしました。

 

石はこのように代々墓の後ろに置かせていただきました。

一見、ただの石だと思うのですが、お客様にとっては大事な石なのです。

以前よりちゃんとしたところに置かせていただきましたので、喜んでいただけたと思います。

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渦巻き線香

2022年05月31日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは。

滝野店事務スタッフです。

 

この頃、滝野店では渦巻き線香がよく出ています。

「亡くなった後、お線香を絶やしてはいけない。」と耳にされたことはありませんか。

亡くなってから四十九日までの冥途を旅する間、故人の唯一の食べ物がお線香の煙だと言われているため、故人がお腹をすかせて辛い思いをしないようにとの考えから、お線香を絶やさないようにといわれています。

でも現実を考えると四十九日間お線香を絶やさないというのはけっこう大変です。

火災の心配もありますし、みまもるご家族の方の体調面も考えないといけません。

でも、地域に伝わる習慣や、親戚の方からの助言から、やっぱりお線香はできるだけ絶やしたくない。と考えられる方に、渦巻き線香がとても便利です。

お線香にもよりますが、約10~12時間と長時間焚き続けることができるので、一日2~3巻きほどですみます。

色々な考えがあると思いますが、無理のない範囲でするのがいいのではないでしょうか。

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中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

墓石の建立に合わせて、既存の墓石や間知舞台(石垣の上に、延石が乗っているタイプの外柵)の洗浄をしました。

墓地の場所は、段差の高い、急な階段の上にあるため、クレーン車を使っての工事になります。

まずは、お墓の洗浄をして、墓石工事が出来るように進めていきます。

段差の高い階段

施工前

洗浄前の墓石とお地蔵さま

洗浄後

間知舞台や拝み場のコンクリートの洗浄

クレーン車を使っての作業

慎重に墓石を組み立てます

完成

良いお手伝いが出来ました。

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日ご相談頂きました案件のご紹介です。

「お墓に苔か垢がついて汚くなる。」とのことでした。

足元の滑り止め加工をしている板石の部分です。

表面はザラザラに仕上げていますので水は流れにくい箇所の掃除です。

 

まずは水をかけて、デッキブラシでゴシゴシと。。(研磨仕上げと違い、滑り止め加工はこのゴシゴシが出来ます)

そして次に登場は「キッチンハイターの泡スプレー!」

これをシュッシュッとして、5~10分置いてもう一度、気合を入れてゴシゴシと!

腕はなかなか張りますが、きれいになります。

これでまたしばらく(数年は)きれいにお参りして頂けます。

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少しの工夫で素敵なお墓に

2022年05月26日 09:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、シンプルなデザインにちょっと花の彫刻を加えたお墓をご紹介致します。

ご要望は「今までの古い形でなく出来るだけシンプルにし、必要でないものは置かずにスッキリさせたい」とのことでした。

それと防草対策です。工事前の写真でも草が生い茂っているのがよくわかります。

工事前

工事後

当初、花を彫刻される予定はなく、お客様も「面積も広いしせっかくなら何か彫るか」くらいの感じだったのですが、いざ彫刻の打ち合わせの際にはバランスや配置をとても熟考されていました。

我々もお客様が思い描かれたイメージの通りに仕上がるよう、お手伝いさせていただきました。

完成したお墓をご覧になって「ちょっと桜の花を彫刻することで『自分達のお墓』との想いがより強くなった」と、喜んでいただけました。

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立花隆さんのお墓

2022年05月25日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今日はちょっと難しいテーマということで、立花隆さんを肴に書こうと思います。

 

作家の立花隆さんがお亡くなりになって早一年になります。

3万冊読み100冊書いた「知の巨人」と称された人は色んなものに興味が尽きなかったそうです。

その立花さんがテーマに選んだもののひとつに臨死体験があります。

人は死ぬときにどんな体験をするのか、あの世は存在するのか。

正解は誰もわからないのですが、世にいわれている臨死体験は死ぬ間際に脳が見せる作用で、そしてあの世も存在しないと立花さんは結論付けられています。

 

立花さんは自分の死に際して

「死んだらゴミと同じ。だから、戒名も要らない、葬式もしない、お墓も位牌も要らない」

と家族や周囲には伝えていたそうです。

私のような仕事をしていますと、このようなコメントは甚だ悲しいと感じてしまいます。

(写真上)「葬式無用、戒名不要」と遺言に書いた白洲次郎さんのお墓です。

 

著書「死はこわくない」の中に元検事総長の話が出てきます。

彼は病床で

「死んだらゴミと同じ。あの世もなく意識も残らないだろう」

と奧さんに言います。

この時、奧さんは

「あなたのような冷たい考え方はイヤよ。死んでからも残された私たちを見守ってくれなくてはイヤです」

と返します。

この奥さんの気持はすごく自然で、多くの方がこのように感じられるのではないでしょうか。

これはとても死についてよく表している会話だと思います。

 

本人はこれでいいと言う。

見送る側はそれはイヤだと言う。

死んだ人がゴミと同じなら、ゴミとして死後のことを主張するのは少し変な気がします。

ゴミでないなら、その主張は聞いてもいい様な気がします。

ご主人をゴミの様に捨てるのは奥さんの自由で、何かしらの弔いをするのも奥さんの自由です。

結局、死とは本人ではなく弔う側に委ねられているものだということになります。

 

先日、NHKで立花隆さん没後1年の番組がありました。

ご覧になった方も多いと思います。

この番組の最後に立花隆さんの遺骨は樹木葬に眠っていると出てきます。

昨今の樹木葬は、ほぼ小ぶりなお墓です。

ご家族がこの件については故人の言い分を守らずゴミとして扱われていないことにホッとしました。

 

昔は死んだらどうしてほしいとは言いませんでした。

あとのことは子供に任せるのが当たり前だったからです。

それがここ数年に流行った終活で少し大人がおせっかいになってしまったのかもしれません。

死んだ後どうしてほしいと伝えるのは、残された人を一人前と見なしてないようで、実はとてもおこがましいことなのかもしれません。

あとのことはあとの者に安心して任せてみませんか。

上山 典之
上山 典之

こんにちは、たんば篠山店の上山です。

ここ最近増えてきた永代供養塔がまた一つ完成しました。

以前は冥福塔という名の英霊碑があり、長年お祀りされてきましたが、時代の流れには逆らえず11名の遺品と遺芳録とともに新しい供養塔に移しました。

今までのようにこれからも末永くお祀りされていくことを願います。

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灯籠の奉納と参道工事

2022年05月23日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

第4弾は、灯籠と参道のお仕事です。

宮司さんのお考えは、「お参りが多い神社なので、歩きやすい参道にしたいね・・・」

 

ある日、「ちょっと相談があるので来てもらえますか」との連絡がありました。

「1.5m位の灯籠の奉納者を募りたいんです」とのお話でした。

でも玉垣と違って、灯籠は金額も高くなるので奉納してもらえる方は少ないかなと思っていました。

 

いざ募集をかけてみるとあっという間に予定本数をオーバーしました。

これで参道も改修できる運びとなりました。

木の根っこの部分は控えて石張りをしましたが、当然木は大きくなるので、根っこも大きくなります。

その対処方法として、根っこの付近を縁切りした参道にしました(緑色の箇所)。

将来、参道石が浮き上がってくることを想定し、安価で修繕ができる仕組みです。

多くの寄進者様のお陰で、きれいな灯籠と参道が出来上がりました。

最後に竣工の記念碑を設置して完成しました。

最後は、ご神木周辺工事です。

お楽しみに。

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仕事帰りにお参り

2022年05月20日 09:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは、本店スタッフです。

先日、山南本店の展示場を片付けていた際に額に入った拓本が出てきました。

拓本には山南町井原にある「日吉神社」の文字と揮毫した方の名前。

で、その写真を撮り忘れるあたり、まだまだ私は詰めが甘いのですが…。

馴染のある神社だったので早速、いつもと帰り道のルートを変更してお参りしてきました。

大鳥居を見上げていただくと見える、この額の部分です。

この文字を森田石材店の初代 森田藤四郎が彫った と、弊社の歴史が載っております「森田石材店 百年の歩み」に書いてありました。裏側にはちゃんと「森田」の名前が。

そして、この文字を書いたのが、のちに三度にわたり内閣総理大臣を務めた「近衛文麿」です。

と、知った風に紹介していますが私は最近まで近衛氏がどなたなのか、存じませんでした。すみません。

子どもの頃、この日吉神社ではよく遊んでいました。しかし、今思うとみんな境内を自転車で突っ切って走っていた記憶があります。

神社境内には基本的に自転車は進入禁止です。ちゃんと駐輪所に停めてからお参りしましょう。

誰もいな夕方の神社、十数年ぶりに訪れることができノスタルジックな空気に浸れてよかったです。

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ローソク~花づくし~

2022年05月19日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

花づくし.jpg

見た目もとてもかわいらしいこちらのローソクは、カメヤマローソクの「花づくし」という商品です。

12個の花をかたどったローソクが入っていますが、それは一月から十二月の季節を代表する花々を、ローソクにして詰め合わせてあるからです。

色とりどりのローソクには甘い花の香りがついており、季節の花の香りもお楽しみ頂けます。

また、植物性原料100%で作られていますので、火を付けてもススが出にくく、環境にも優しいローソクです。

 

セットの中には花の形の可愛らしいグラスが付いています。

なんと、このグラスに水を張り、ローソクを浮かべて火を灯すことができます。

毎日のお参りの際のローソクではなく、12個あるので、月命日に水に浮かべて、ゆっくり故人様を思うひと時を過ごしてみるのもいいかもしれませんね。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く