雪を被ったお地蔵さま

2022年01月28日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店義積です。

両親が眠る墓地に行きました。

例年にない積雪量で、墓地は一面の銀世界でした。

雪を被ったお地蔵様を見て、昔読んだ童話の「笠地蔵」を思い出しました。

童話のおじいさんのように私もお地蔵様の雪を除けました。

墓地の入口では、よく六体のお地蔵様を見かけます。

これは、天界、人間、修羅(しゅら)、畜生、餓鬼(がき)、地獄の六道それぞれの世界で苦しむ人々を救うためにあります。

また、死者の世界と生者の世界の境界にあり、ちょうど道祖神などの役目をしています。

村のはずれにある道祖神は村に悪いものが入ってこないように防ぐため、また村の外に出るときは旅先の安全のために作られました。

 

六地蔵様は、生きている世界と亡くなった世界の境界に立ち、あの世に旅立つ人の安全を祈る道祖神であり、死者が迷ってこの世に帰ってこないための「賽(さい)の神」だそうです。

また、お地蔵様は旅する者の安全を見守り、様々な悲しみから救ってくださいます。

私はお墓に行くと必ず六地蔵様にいつもお参りします。

皆様も、お地蔵様をみかけたら是非お地蔵様にも手を合わせてくださいね。

技能検定

2022年01月27日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

令和3年度後期石工技能検定(石材加工作業)が行われました。

今回は1級のみ三名の方が受験されました。

私が取得したのは平成5年で、29年も前になりますが、仕事が終わってから毎晩練習をしたことを思い出します。

検定1週間前ぐらいから加工の工程が夢に出てくるぐらい練習すれば合格率は高くなります。

弊社も1級技能士5名おりますが、みんな夢に出てきたと言っています。

私が受けた時代と今とでは手加工をする仕事も少ないし、手加工の光景すら目にすることがないので、つくづく大変だな~と思います。

またこの時代に手加工って必要なの?

といわれると・・・?となりますが、手加工の技術を会得すると仕事の視野は確実に広がります。

特に200~500年前の文化財などを観たときに、当時の凄さがわかります。

手加工だからこその侘び寂びがわかるようになります。

合格目指して頑張ってください。

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癒しのお地蔵さま

2022年01月26日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店山崎です。

これまで度々紹介してきた「石んこ地蔵」

お店に来られたお客様にも「かわいい~」と好評です。

そのかわいさに毎回癒されているのですが、今回ご注文いただいたのは一番小さいサイズのお地蔵さまです。

それがこちら・・・

13センチになります。

これまでは、各店にも20センチを超えるものしか置いていませんでした。

届いた商品をあけてみてあまりのかわいさに事務所がざわめきました(笑)

手のひらにすっぽり収まるサイズです。

このサイズなら家に飾ってもいいかもしれませんね。

お値段も比較的お手頃ですので、1体買おうかな~と本気で悩んでいます(^^)/

 

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世界にひとつのお墓

2022年01月25日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回ご紹介するお墓は世界にひとつだけのお墓です。

 

早速完成したお墓を見て頂きます。

どこが他のお墓と違うかわかりましたか?

実は「棹石(仏石)」(墓石の一番上の部材)が違うんです。

 

こちらのお客様は浄土真宗なので、一般的には棹石の正面文字は「南無阿弥陀仏」もしくは「俱会一処」と彫刻します。

今回は「南無阿弥陀仏」とお題目を彫刻することになりました。

 

文字彫刻の打合せの際、施主様の娘様が書道をされていると聞き

「ぜひ娘様に書いてもらってはいかがでしょうか?」

とご提案させて頂きました。

 

最初は「大丈夫かな?」と不安がっておられました。

そこで「こんな機会まずありませんし、世界にひとつのお墓になりますよ!」とおすすめしました。

こうして完成したお墓がこちらです。

やはりパソコンの字ではない“生きた字”なので、非常に感慨深いものがあります。

ご住職を始め、ご家族の皆様にも大変喜んで頂きました。

 

追記:2021/1/25

先日大変ありがたいお言葉を頂戴しましたのでご紹介します。

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花祭り

2022年01月24日 08:00

河合 邦彦
河合 邦彦

滝野店の河合です。

寒さが増してきてますね。皆さん風邪など引かれてませんか?

さて、クリスマスは知っていても、4月8日の花祭りを知らないという方も割と多いでしょう。

私も最初「花祭りって何ぞいな??」でした。その後なんとなーく内容は知ったものの、中途半端やったので今回改めて調べてみました。(まだ1月やのに4月の行事の話ですいません。)

花祭りとは、仏教を開いたお釈迦様の誕生を祝う行事で、一般的には4月8日に寺院で行われています。

お釈迦様は紀元前5世紀頃の4月8日に、現在のネパールのルンビニの花園で誕生したといわれており、寺院ではたくさんの花で飾った花御堂(はなみどう)を作って祝うことから、花祭りと呼ばれるようになりました。

他にも、灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、降誕会(こうたんえ)などの呼び名があります。

寺院では法要が営まれ、花御堂に安置された誕生仏に甘茶をかけたり、甘茶を飲んだりします。

仏教系の保育園や幼稚園では稚児行列を行うところもあり、とても和やかな雰囲気やそうです。また、自宅で花を飾ったり甘茶を飲んだりしながら楽しむ方もいます。

 

花祭りならではの豆知識を少しご紹介します。

花御堂の誕生仏に甘茶をかけてお祝いする。
これは、お釈迦様が生まれた時に九頭の龍が現れ、頭から香湯(甘露の雨)を注いだという伝承に由来します。

奈良時代には行われていたようですが、当時は香水と呼ばれる水をかけていました。江戸時代に甘茶をかける習慣が広まったといわれています。

甘茶の風習
寺院では甘茶を配布する場合が多く、これを飲むと無病息災で過ごせる、目につけると目が良くなるなどといわれてきました。

また、甘茶で墨をすり「千早振る卯月八日は吉日よ、神下げ虫を成敗ぞする」と書いて門口や柱の逆さまに貼り、害虫よけのおまじないにする風習もあります。カメムシにも効くのかな・・

花祭りの食べ物・行事食
花祭りの食べものといえば、甘茶です。前述の通り、お釈迦様誕生の話に関係しており、飲むと無病息災でいられるそう。

甘茶というのは、ユキノシタ科のアマチャの葉を蒸して揉み、乾燥させて煎じたお茶で、ほんのりとした甘みがあり、漢方薬としても使われています。

寺院で配布もされますが、市販されているので自宅でも楽しめます。

因みに甘茶は甜茶(てんちゃ)の分類に入ります。甜茶とは、中国茶の中で植物学上の茶とは異なる木の葉から作られた甘いお茶の総称で、古くからある薬草茶の一つ。

花粉症に効く?とかで日本でよく市販されているのは バラ科キイチゴ属のテンヨウケンコウシ(甜葉懸鈎子)が多いです。

パッケージに書いてあるので興味ある方は飲み比べてみるのもいいですね。あと、抹茶の原料である碾茶(てんちゃ)は別の物です。

また、花祭りには、精進料理や旬の食材が好まれます。

なかでも、地上に出たばかりのタケノコは土の中から天に向かって真っすぐ伸びる姿が誕生仏に似ていることから、別名・仏影蔬(ぶつえいそ)と呼ばれ、尊ばれています。

ちなみに、漢字で「笋」と書いて、タケノコの新芽を表します。

他にも、サヤの先が天に向かって伸びる空豆(別名・仏豆)、「天上天下唯我独尊」に通じる独活(うど)などが用いられます。

今年もコロナウイルスの影響で各地花まつりのイベントが自粛のことろもありますが、自宅でも仏壇に花を飾ったり甘茶を飲んだりと楽しんでみてはいかかでしょうか?

お寺と神社の参拝方法

2022年01月21日 08:30

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です。

神社とお寺では参拝方法が異なるのは知っていますが、いざお参りします!!

という時になると、どっちだったかな?と悩むことがよくあります。

また忘れないためにもブログに書いて覚えておきたいと思います。

 

まずお寺から

1. 山門から手水舎まで

山門の前で合掌。手を合わせる時は音を立ててはいけません。山門をくぐるときは敷居を踏まないように気を付けます。さらに女性は右足、男性は左足と、性別によって入る足が異なるといわれる場合もあるようです。

2. 手水舎

一礼を捧げてから手と口を清めます。

右手に柄杓を持って、水をすくい左手に水をかける。

②柄杓を持ち替え、右手に水をかける。

③右手に持ち替え、左手に水を注いで口をすすぐ。

④両手で柄杓を持ち立てるようにして、持手部分を清める

この一連の動作を、最初に汲んだ一杯の水で行います。

 

3. 本堂から山道まで

本堂に着いたらお賽銭をそっと優しく入れます。

合掌しながら一礼したら、お願いごとを念じます。その後、再度一礼して、本堂を後にします。

お寺を出る際も、山門の前で一礼しましょう。

 

次に神社です。

1. 鳥居から手水舎まで

鳥居をくぐる前に一礼。参道の中央は神様の通り道と考えられているため、端を歩きます

2. 手水舎

お寺と同じ作法になります。

3. 拝堂から鳥居まで

お賽銭をそっと優しく入れ、鈴があれば鳴らします。

神社では、「二拝二拍手一拝」が基本の参拝方法です。

深くお辞儀を2回し、2回胸の前で拍手。

この時右手を少し手前にずらして拍手します。

お願い事をするときは住所や名前を一緒に伝えましょう。

そして最後にもう一度お辞儀をします。

鳥居に戻るときも端を歩き鳥居をくぐって神社の外に出たら、振り返って一礼します。

 

これで覚えられた気がします!!

また忘れたらこのブログを見て復習したいと思います(^^)/

ローソク立交換

2022年01月20日 09:30

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。今回はローソク立を交換させていただいたお話です。

三田市で13年前に当社で建てさせていただいたお墓です。

ローソク立の片側が倒れて割れてしまったとご連絡いただきました。

当社オリジナルの「如来型」墓石です。右側のローソク立が下に落ちて割れていました。

ローソク部が格子タイプでお世話になっていましたが、今回はガラスタイプで開閉できるタイプでご準備しました。

また、13年前に使用した石が今は採掘できないので、色目が近い石種で対応させていただきました。



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滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

滝野店事務スタッフです。

 

先月、あるお客様が来店されました。

その方が言われるには、毎日お線香をたいていたら娘に、

「臭くて仕方がないし、匂って職場で恥ずかしい」と言われ困っています。

何かいい香りのお線香はありませんか?と言われました。

いい香りと言われても香りには好き好きもあるし、

たとえお母様がいい香りだと思われたも、娘さんの好みは分からないし、

何より職場の皆さんがどう感じられるかも分からないし…と思いこちらをお勧めしました。

 

[ 極 0 ZERO ]

今までに無かった画期的なお線香で、煙も香りも少ないんです。

あえて、香料を一切配合せず自然素材のみで作られていて、

香りに敏感な方や煙の苦手な方に人気のお線香です。

こちらなら職場でも気兼ねされることもなくて、きっと大丈夫だと思いますよ。

とおすすめしました。

その日はそれなら試してみようと言われて、1箱買っていかれました。

 

そしてつい先日、その方が2箱目を買いに来られました。

「前にもらったのある?あれ良かったから今日は2箱もらって帰るね。

これいいわ~!長さも短くてちょうど良い!」と笑顔で買って帰られました。

あのお線香どうだったかなと気になっていたので、とても嬉しかったです。

 

仏様は、お線香の煙がごちそうといわれる説もありますが、

喉が弱かったり、香りに敏感な体質の方々には嬉しいお線香ですね。

又、時代と共に生活スタイルも変わっていくので、

お仕事で時間のない方やマンション住まいの方にもおすすめです。

煙は火をつけたはじめに少し出るだけなので、お部屋にすすがつくことがありません。

ミニサイズなので、燃焼時間も短く火が消える迄待ち続けることもないので時間のない朝にピッタリです。

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墓石の撤去とブロック工事

2022年01月18日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

昨年の暮れに墓石の撤去作業と土留めのブロック積みと階段工事をしました。

現場は整備されたコンクリートの階段があり、運搬機が上がるのが大変な現場での作業となりました。

撤去する墓石は、ご親戚の墓石なのですが、こちらの地域にはおられずお参りもされておりません。

このままでは、いずれどこのお墓なのか分からくなるので、今回お客様負担で整理される事になりました。

整備されたコンクリートの階段

撤去する墓石

ブロック・階段工事前

完成

良いお手伝いが出来ました。

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真砂土のお墓そうじ

2022年01月17日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

今回は真砂土で仕上げたお墓の掃除をさせて頂きました。

こちらのお宅は毎年ご依頼頂いておりますお客様です。お墓本来の在り方を重視されておられ、墓地の仕上げは真砂土です。

ただ、遠くにお住まいのため、念入りにはお手入れが出来ず年に一度、新年を迎える時に真砂土を入替させて頂いております。

こまめに手入れをされるのが一番ですが、こういった短い草はなかなか抜くのも面倒ですよね。

土の場合は根が張りやすいですし、抜いても飛んできた種もすぐ芽を出しますし。

そういったこともあり、こちらのお墓は一年で一新されます。

墓石や縁の外柵も水拭きして、これでまた一年間、気持ちよくご先祖様の供養が出来ますね。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く