お位牌のお手入れ

2021年09月07日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

お盆も過ぎて少し過ごしやすくなってきましたね。

会社の周りでは早くも稲刈りが始まっています。

秋の収穫が楽しみです。

 

さて今日はお位牌のお手入れのお話です。

新しいお位牌には、当たり前ですが傷などはありません。

しかし、ご自宅にあるお位牌はたまに傷がついている場合があります。

追加彫刻の為に会社にお持ちになるお位牌にも傷があるものもあります。

おそらく一生懸命掃除をされて傷がいってしまったようです。

 

せっかく作ったお位牌の金がはがれたり、傷があったりすると残念ですよね。

お位牌は位牌の手入れは、何もしない、手を触れないのが一番です。

 

塗り位牌は、通常金箔や金粉または、蒔絵などで仕上げされています。

汚れを拭き取ろうとして金の部分や蒔絵の箇所を強く拭くと剥がれてしまいます。

 

総金や金粉仕上げの位牌を、拭くと金がはがれたりまだらになったりすることがあります。

金箔は薄いものですから、強く擦り拭きあげると剥がれて下の黒い塗りの色がでてくるのです。

そのため一切手を触れずそっと安置しておくのが一番です。

 

どうしても触らないといけないときは柔らかい手袋をはめることをお薦めします。

手袋はホームセンターや100均でも手に入ります。

そして塗りの位牌は水拭きしないでください。

柔らかいクロスなどで金や蒔絵の部分を避けて、塗りの部分だけを軽く拭く(強くこすらない)のがお手入れ法です。

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石垣洗浄

2021年09月06日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

今回は自宅の石垣を洗浄してみましたのでご紹介します。

石垣に赤黒く付着した汚れを高圧洗浄で洗い落としました。

なかなか頑固な汚れです。

築30年なので、その間の水垢や排気ガスなどだと思いますが、約30㎡洗うのに半日かかりました。

洗ったところを見比べるとこんな感じです。

でも完璧には汚れは取れず、石にしみ込んだ汚れは「薄っすらと茶色く」残っていますが、全体的はとてもきれいになりました。

 

【洗浄前】Before

 

【洗浄後】After

全体的にはとてもきれいになりましたが、石にしみ込んだ汚れを除去する方法を考えたいと思います。

この汚れが取れたら、次はコーティングかなあ。

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家紋ご存知ですか??

2021年09月03日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

 

普段の生活の中では、家紋を見たり、知ったりする機会ってそんなにありませんが、着物や風呂敷などに家紋が入っているのをお持ちになられている方も多いのではないでしょうか?

また、家紋は何となく知ってはいるけどと言う方でも、家紋の名前はご存知ですか?

 

家紋は「苗字」を記号化したものであるとも言われ、その家の「しるし」でもあります。

古くから、自らの家系や家柄・地位を表すために用いられてきた紋章です。

一般的に和墓の場合は、お墓の水鉢というところに家紋を入れる事が多いです。

水鉢 家紋.jpg
(もちろん、必ずしも家紋を入れないといけないという事はありません。)

 

家紋は、ものすごく種類があるんです!

彫刻原稿を見ていると、見慣れた家紋ももちろんありますが、変わった家紋だなぁ~と、思わず眺めてしまうものも、しばしばあります。

 

もしも、ご自分の家紋がわからないという場合・・・

・お墓に彫刻していないか、確認する

・本家がわかる場合は、そちらへ確認する

・本家がわからない場合は、古い戸籍をたどると本家がわかる可能性もあります

 

それでも、どうしてもわからない場合は、自分で家紋を選ぶ(作成する)事も可能だそうです。

家紋にはいろいろな意味があり、同じような家紋でも全く意味が違ったり、ルーツが違ったりする場合もあります。

ご自分の家の家紋を、今一度調べてみると面白い発見があるかもしれませんね。

お線香を贈る

2021年09月01日 08:30

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは!!

本店の垣崎です。

最近はコロナの影響で家族葬が増え、香典を辞退されることも増えてきました。

親しい方や、お世話になった方にそれでも何か贈りたいと

お線香を御供えとして贈られる方が多くなったように感じます。

森田石材店は石材屋ですが仏具も取り扱っております。

御供えや喪中お見舞いとして、ほんの気持ちにお線香を贈られるのはどうでしょうか

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お客様との交流

2021年08月31日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

長年お付き合いさせていただいているお客様がおられます。

三田市の山添様です。

 

きっかけは山添家リフォーム工事でした。

霊標を作らせていただき、下地硬化施工という防草対策や傾き直しをさせていただきました。

それから、山添一統のお仕事を紹介していただき4年前は奥様の実家のお墓もファイバーレジン施工をしました。

 

先日、別件で奥様のお墓に行くことがあったので、お誘いして一緒に行きました。

ご自宅からはそんなに遠くないのですが、奥様は車の運転をされないので、ご実家のお墓行かれるのが1年ぶりということでした。

お墓掃除をして、手を合わされ「気持ちがスーッとした」と、喜んでおられました。

 

山添様はいつも私を息子のように心配してくれたりするので、私も色んな話をさせてもらうお客様のお一人です。

すべての方々と同じような交流をさせていただくのは難しいですが、寄り添ったお付き合いを1組でも多くのお客様としたいと思っています。

4年前のファイバーレジン施工の現在ですが、代々墓とファイバーレジンの隙間に4本雑草が生えていましたが、簡単に抜けました。

「大和ざくら」の玉砂利でしたが、施工時の艶はなくなっていました。

また、落ち葉が固まっていた所だと思いますが、黒く汚れてしまっている場所もありましたが、

山添様は「お掃除がこんなに簡単でいいかな~。なかなか来ることができないので、助かります」

と言っていただいています。

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中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

お客様の声をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

約65年前に建てられた代々のお墓はすでにおもちでした。

その横には戦没者の石塔も建立されております。

法名碑は数年前に新たにご用意されて、その時からお付き合いが始まりました。

 

今回墓石を建立するきっかけは、墓石の台石の部分にヒビ(クラック)がみつかったのです。

ご相談を受けて拝見すると、確かにヒビがみられます。

「数年は持つとおもいますが、いずれ割れてしまいますねぇ。補修も出来ますが、それでもボンドの耐久年数をかんがえると…」とお答えすると、「これも先祖の供養の一環」だと、墓石の建立を決められました。

 

約65年前に建立された墓石

今回新しく建立された墓石

文字はすべて以前の石塔の文字を写しました。

 

 

お客様の声

田村さま有難うございました。

今後ともよろしくお願い致します。

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髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

この度のお客様も昔からのお家で、たくさんのお位牌がありました。

今回、新しいお位牌を作るにあたって先祖様のお位牌もまとめて新しくさせていただきました。

こちらがいっぱいになったお仏壇です。

ほとんどのお位牌は古く、パッと見ただけでご戒名は見えません。

一番右にあるお位牌は、実は5名様が彫刻されているお位牌です。

今回は上の段のご先祖様すべてを1柱にまとめさせていただきました。

 

いかがでしょうか。きれいになりました。

初代様ご夫婦は江戸時代の前期(徳川綱吉や吉宗の時代)がご命日です。

この時代はどんな感じだったのでしょうね。テレビのままのような感じだったのですかね。

お位牌やお墓って当時から引き継がれていて、本当に奥深いものですね。

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菩提寺の境内墓地へ

2021年08月26日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、今までの墓地から菩提寺の境内墓地へ移った工事のお話です。

所謂、両墓制で遺体を葬る墓(埋め墓)と供養を営む墓が別になっている。篠山では珍しくない形で、2ヵ所のお墓参りをする。とよく伺います。

今回、境内墓地へ移る理由は、このお墓の土地が墓地として登記されてなく、お骨をお墓の下に納めることが出来なかったからだそうです。
お墓の下に納骨出来ないので、昔から使われていた土葬で使われていた所へお骨を納めていました。。

石塔が有るお墓と、お骨が入る所の2カ所の墓地を管理するのが、今後のことを考えると、大変だと言うこともあり、新しい墓地に移らるに至ったそうです。

墓石を撤去するとこの様な感じ。納骨堂がありません。墓石を撤去し囲いの延石も外し、バラスで仕上げます。

性根抜きをした後に、お骨を取り上げ新しい墓地へ埋葬します。

境内墓地に移るのに悩まれていましたが、出来上がったお墓を見て気に入ってもらえました。
車もお墓に近いところに駐車でき、菩提寺の近くに移ることが出来て良かったと、喜んで頂けました。

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仏具コーディネート

2021年08月25日 08:00

井上
井上

こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

最近の仏壇事情は以前にもお話ししましたが、モダン仏壇(家具調)が増えています。

それに合わせて、仏具も色々な材質・カラーがあります。

今回は、ふんわり優しいピンクのコーディネートのご紹介です。

仏具に色は決まっているの?と問われることがありますが、決まりはございません。

毎日、手を合わして、御給仕される方が好きな色を決めることが多く見受けられます。

今回も、奥様が好きなカラー@ピンクで揃えたい。とのことでこのような形になりました。

経敷も桜柄のピンクをお選びになりました。

ちなみにこの経敷は、難燃加工が施されているので、もしもの時に安心です。防災だけでなく、仏壇自体を傷つけない役目もあります。

大きさやカラーも様々。仏具と合わせるも良し、好きな色(柄)を選ぶも良し。

経敷が入ると仏壇もグッと明るくなります。サイズ、カラー等、お気軽にお問合せ下さい。

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地蔵盆って何ですか?

2021年08月24日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

お盆も過ぎ、朝夕も少し過ごしやすくなってまいりました。

今年も盆踊りや夏祭りなどお祭りというお祭りがなくなってしまい寂しい限りです。

そんな夏のお祭りの中でも、夏休みの終わりの方にあった地蔵盆は、子供の頃から大好きでした。

 

地蔵盆って何ですか?

そのルーツは平安時代にさかのぼります。

地蔵信仰が盛んになり、庶民の間で広まったお祭りなのだそうです。

平安時代以降に庶民の間では阿弥陀信仰が広まりました。

なぜ阿弥陀信仰が広まったのかいうと臨終に南無阿弥陀仏を唱えると極楽浄土へ行けるとされたからです。

これで死後もいいところへ行けることになったのです。

しかしそれを知らない子供は臨終に唱えることができません。

唱えられなければ、三途の川のほとりにある賽(さい)の河原で石を積んで石塔をつくっています。

そこにお迎えに来て極楽浄土へ導いてくれるのがお地蔵様(地蔵菩薩)なのです。

これが地蔵信仰となります。

 

地蔵盆は京都が発祥で主に近畿地方のみの行事です。

お地蔵様だけに、主役は子供という地域が多く、お地蔵さん巡りをしてお菓子をもらう(お接待)地域もあるそうです。

 

子供の供養にお地蔵様を建てられるのも、地蔵菩薩に導いていただくためなんですね。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く